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マンション共用部設備のリフォーム

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雑排水立管を切断しての内視鏡撮影

    点検口の位置決め.JPG先日排水横引き管からカメラを入れましたが、立て管に到達しなかったので、本日は最頂部を抜管して再挑戦です。相当の錆コブ写真を撮影できました。点検口.JPG

 


トイレの後ろの壁の裏にPSがありますので、点検口を新設する位置を決めて、のこぎりを入れます。

 

 

 

 

 

 

排水立管の切断.JPG排水立管の最頂部を切断しています。

 

汚水立管と雑排水立管の最頂部.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内視鏡カメラセット.JPG

 

排水管内部を撮影する、内視鏡のセットです。

 

 

 

 配管復旧.JPG切断した立管を元に戻しました。 

 

 

 

 点検口枠.JPG

点検口の枠を取り付けています。

これから、撮影した写真を使って報告書に纏めます。


このミッションでは、同じ排水立管を使う下階の排水規制を周知・了解を得ることが、重要となります。

 

関連記事:築29年マンション雑排水管の内視鏡写真

雑排水管内の内視鏡撮影

内視鏡.jpg建物維持管理しているマンジョンの雑排水管内を内視鏡撮影しています。築30年近くになりますので、白ガス管内は錆コブだらけとなっています。

横主管までは、内視鏡を差し込むことができましたが、立主管までは錆コブが邪魔して到達できませんでした。

 地区30年頃のマンションで雑排水管に白ガス管を採用している場合は、その更新・更正が建物全体の耐久性に関してネックとなります。
 

 

関連記事:加圧給水ポンプ廻りの新旧切り替え

点検不能な受水槽の撤去

  これまで数多くの受水槽を撤去してきました。

受水槽撤去.JPG

2005年での実績写真:東京都狛江市

今回のご依頼は、これまでで最も撤去したくなる物件です。
受水槽には6面点検が求められます。(建築基準法施工令第129条の2の2に規定され、昭和50年建設省告示第1597号(改正 昭和57年建設省告示第1674号)に規定されています。)
底部/周壁に60cm・上部100cm保全スペース が必要となります。
 

 

 

受水槽.JPG

 

 

 

 

 

 

 

ところが、いろいろな事情があるのでしょうが右写真の受水槽にはこの保全スペースがありません。いかにも撤去されることを待っている受水槽と言えるのではないでしょうか。

早速撤去手続き・見積に着手します。


関連記事:増圧ポンプへの切り替えによる受水槽解体         特例直圧給水方式とは    

        増圧ポンプへの切り替え工事設計図

 

モニター付きインターホンへの全面改修(2)

  マンション管理士として顧問をしています200戸程度のマンションで、インターホンシステムを全面的に改修しました。

20122月.JPG  ⇒ IMG_1700.JPG

 エントランスロビーインターホンは、見かけはあまり変わりませんが、カメラが内蔵されたものに新しく替わりました。各戸のカギはそのまま使えます。テンキー文字の擦れが解消されています。
 

画像 132.jpg  ⇒ IMG_1697.JPG

各戸玄関先のインターホンもカメラが内蔵されたものに新しく替わりました。

画像 128.jpg  ⇒ IMG_1698.JPG

各戸専有部のモニターです。23万画素カラー3.5型TFT液晶モニターです。クロスの補修や、裏面化粧パネル無しで設置しています。

下の写真にある、エントランスカメラの画像に切り替えることができます。


IMG_1699.JPG

 来訪者の全体像を映すカメラが、左上天井に新しく設置されました。防犯性能が著しく向上します。

IMG_1705.JPG

 

撤去した古いインターホンが、
集会室の一角に集められています。

このミッションは、マンション管理士ならではのものだったと自負しています。


 

関連記事:インターホンシステムの一斉交換        モニター付きインターホンへの全面改修 

インターホンシステムの一斉交換

 マンション管理士として顧問をしている近くのマンションにて、今全戸のインターホンシステムを交換しています。15年経過すると、正直に機能不全となる戸数が増加していきます。エントランスにてオートロックになっており、モニター付へグレードアップします。
 

インターホン.JPG

先週までが共用部で、明日からは、専有部の取り換えに掛かります。200戸近くの都合に合わせる必要があります。室内機の交換に際して、ある工夫をすれば、クロスの改修等をせずに済みます。

モニター付へグレードアップするには一斉交換しなければなりません。共用部と占有部にまたがるグレードアップ改修ですので、総会での決議が必要となります。

長期修繕計画にてあらかじめ予定された工事です。



関連記事:長期修繕計画の説明
       長期修繕計画作成上の注意点

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