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マンション共用部設備のリフォーム

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マンション共用給水管の更新工事・着工

  共用給水管着工.JPG 共用給水管更新工事が着工しました。工期は、40日程度です。

 

仮設事務所は隣接する公園の一部を利用しています。本日の出面は、14人です。

今日は、4階共用廊下天井での配管支持方法と、新旧給水システムの切り替え方法を、主に検討しました。

 

 

配管取出し.JPG

 

できるだけ住人への圧迫感の少ない配管支持方法と、短い断水時間で済ます切り替え方法を考えたいと思います。

 給水横主管から各立主管への配管取出し部分です。

共用廊下上スラブ外部側詳細。
IMG_1265.JPG
 
 
給水横主管には、水道用耐震型高性能ポリエチレン管 を使用しています。
 
 
EF接合.jpg 
 
継手は電気融着方式(EF接合)によっています。
    


 フランジ等の継手が目立たない事が手伝って、通行する住民からは、圧迫感がないという評価を得ています。


関連記事:マンション共用給水管の更新工事・工事説明会        マンション共用給水管の更新工事・施工会社選定 
        増圧ポンプへの切り替え工事     新旧共用給水システムの切り替え手順

マンション共用給水管の更新工事・工事説明会

工事説明会.jpg マンション管理士として顧問をしているこの築24年になるマンションでは、今回共用給水管を更新します。本日は、住民に工事の内容を説明する日です。

既設の共用給水管の横主管は、メンテナンスができない1階共用廊下の床下を通っています。それを、4階共用廊下の天井へ移動させますので、相当に大幅な変更となります。

4階に住まわれている方を中心に、質問はなぜ4階なのかと言う点に集中しましたが、比較検討した経緯をできるだけ丁寧に説明しました。

当然の疑問点ですが、短時間では十分に説明できませんでした。
まだまだ説明不足なところがあるように思いますので、
これからもフォーローして行くことにします。共用給水管比較.JPG

イメージだけですが、右図面で横主管の位置について比較検討しています。共用廊下は、1,4,7,9Fにあります。
1F共用廊下天井にはすでに消火管等が横引きされているので、公平さを重視して4F共用廊下天井での展開を提案しています。

立主管は、1本/日をPS内の元の位置で更新します。
 



関連記事:マンション共用給水管の更新工事・施工会社選定

マンション共用給水管の更新工事・施工会社選定

マンション管理士として顧問をしているこの築24年になるマンションでは、一昨年・昨年と1階共用廊下床下の共用給水横主管が、継手部分で欠落し断水事故が起きました。

今後このようなことが起きないようにする事と、長期修繕計画の面でもそろそろ計画修繕時期に来ているので、共用給水管の全面更新工事を実施することとなりました。

  ① 工事に際しての断水時間の短さ
  ② 構造躯体への影響の少なさ
  ③ 工期の短さ
  ④ 工事費

給水管更新.JPG

以上を評価ポイントにして施工会社を選定するようにアドバイスいたしました。
安さだけで選定しない様にも注意しました。 

イメージのみですが、作成した施工会社選定用比較グラフです。

それぞれの会社から異なる改造案が提出されました。前もって想定していた堤案がすべて網羅されていたのは良かったのですが、選定する方は大変でした。

仮設給水管を使わない方式で、全体断水1時間+戸別断水昼間1回と言う更新方式を採用しています。

理事会・修繕委員会の一体感の高まりと、皆様の見識の高さにより、無事に1社を選定することができました。ご苦労様でした。

今後、無事に共用給水管全面更新工事が完了しますよう尽力いたします。

 



 関連記事: マンション共用給水管の更新工事・工事説明会     共用給水管の更新    

階段室防火戸の防排煙設備更新

建物維持管理契約をしている、賃貸マンションで、消防設備総合点検をした結果、防排煙制御盤が経年劣化により不作動であることが判明しました。
修理不可能なため、早速取り替えます。

新旧制御盤.JPG
右が古い制御盤です。30年近くお勤めしました。ご苦労さん。 左は新しい制御盤です。大きさは小さくなりましたが、作動時には音声で知らせてくれます。 扉についているのがスピーカーです。

防火戸.JPG
 この制御盤は、階段室前後に配置された煙感知器の作動により、防火戸を自動閉鎖します。防火戸は以前当然のようにピンクのダイノックに更新しています。
 右下に映っているのが新しい制御盤です。末永く宜しくお願いいたします。

新制御盤.JPG


新制御盤

モニター付きインターホンへの全面改修

マンションが築後15年を経過すると、平均的には、インターホン設備が劣化し正常に機能しない住戸が増えてきます。モニター付きでないオートロックマンションで、戸別に修理・交換していると、モニター付きへのシステム更改をする機会を損ねてしまいます。

現状では、カラーモニター付きインターホンが、一般的な仕様となっています。

インターホン.JPG
私が顧問をしています192戸のマンションでは、アンケート調査結果により、15%程度の住戸に何らかの機能的不具合が認められました。

そこで、修繕積立金会計によるモニター付きインターホンへの全面改修を提案しています。自身が作成した長期修繕計画にても15年目に予定している計画修繕です。

雰囲気だけですが、左が作成した提案書です。全戸に配布します。

アンケート調査結果では、モニター付きへの更新を約7割の方が希望しています。資産の付加価値UPという見方も可能です。

エントランス集合インターホンだけでなく、各戸の呼出玄関インターホンへもカメラを付けています。
オートロックシステムに完全な防犯性を期待できない場合、例えばエントランス以外からの侵入が考えられる場合、各戸玄関にもカメラを付けるほうが、防犯性が増します。

住戸内親機は録音・録画付としています。録画付とするには、オプションコストがかかります。防災機能を組み込んだ住宅情報盤としての機能を兼用しています。

次の総会で、過半数の賛成が得られれば良いですね。

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