神奈川県大和市　2008年6月　設計・施工監理：　(有)A tempo

外壁改修では、完成間際に仮設足場をばらしながら壁繋ぎの撤去跡の穴を補修しなければなりません。→壁繋ぎ撤去跡の補修

昨日、タイル壁の足場繋ぎ跡の補修に出くわしました。
仮設足場を解体しながら、不安定な足場に上で、タイル職人が作業をします。大変危険を伴う作業となります。

　　　→　

まず接着剤入りの目地モルタルを埋め込んでタイルを貼り付けます。

　　　→　
　　　
上から目地モルタルを刷り込んで、湿ったスポンジで拭き取ります。

完成です。マンション大規模修繕の作業の中では、もっとも危険な作業です。

神奈川県狛江市　2008年5月　設計・施工：　(有)A tempo

外壁改修では、完成間際に仮設足場をばらしながら壁繋ぎの撤去跡の穴を補修しなければなりません。

　　左側に見える穴が、壁繋ぎの撤去跡の穴です。

壁繋ぎをはずしています。（上から）　　穴を埋めるクイックボンドです。

穴にクイックボンドを注入すると右のようになります。

　　　
（上からの写真）
エレガンストーンをはけ塗りして、跡を消します。

この作業は、仮設足場を解体しながら、順番に壁繋ぎをはずせる場所を選んでしないと危険です。仮説解体とび職が担当します。

タイル壁の場合は、別件でもうすぐ出くわしますので後日に。

東京都狛江市　2008年5月　設計・施工：　(有)A tempo

外壁を石調吹付け仕上げ「エレガンストーン」でリフォームする場合、目地をきれいに見せることが極めて重要です。

既存コンクリートのシーリング目地をそのまま生かして幅広の目地としました。

既存外壁のシーリング交換（左端）　　　　下地塗装　　　　　　　発泡ウレタンの目地

既存の目地が深く幅が広いので、厚目の発泡ウレタン目地を使いました。
目地の直線エッジを出すためには、吹付けてから目地ウレタンを取り除くタイミングが熟練を要します。
エレガンストーンが固まる寸前・・・ちょっと前・・・に外します。
柔らかいと直線になりません。硬いと外れません。

下地コンクリートには目地の無いところにも目地用ウレタンを貼り付けてエレガンストーンを吹付けています。
右は吹付けられたエレガンストーンで目地ウレタンが隠れています。

目地材を取り除いたところです。

ともあれ満足な仕上がりです。

神奈川県大和市　2008年4月　設計・監理：　(有)A tempo

マンションの大規模修繕工事において、バルコニーや共用廊下の手摺の天端をウレタン塗布防水しています。

バルコニーや共用廊下の手摺の天端は経年劣化によりひび割れし、そこから雨水が進入して躯体の劣化を進行させます。塗装で済ませる場合もありますが、せっかくの機会ですので防水しておきます。

左は下地塗り（カチオン）です。　　　屋上パラペットの天端もウレタンにより塗布防水します。

神奈川県相模原市　2008年4月　調査・診断：　(有)A tempo

マンション等の長期修繕計画や大規模修繕に先立って、建物調査劣化診断を実施します。

タイルは、躯体コンクリートへ強固に付着していなくてはなりません。
試験機で無理やり剥がして、その強度を調べます。

結果はあまり良いものではありませんでした。　　試験体のタイルは炙って剥がします。

剥がしたタイルは、接着剤で元通りに戻します。

この建物の外壁塗装部分です。相当の亀裂・剥がれが生じています。
コンクリート中性化試験・外壁塗装材の付着強度試験も同時に実施しています。

試験の後はほぼ元通りにします。

庭のボタンは、今年花の数が例年より多く咲きました。