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建築に安全・安心を!

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階段に手摺を設置してバリアフリー(完成)

神奈川県相模原市 2008年6月 設計・監理: (有)A tempo

マンションの大規模修繕工事では、原状回復工事と同時に改良工事も行います。階段への手摺(ハンドレール)の設置はバリアフリー機能UPとして、良く行われる工事です。

ハンドレール 15    ハンドレール 9

ハンドレール 11

アルミ製の心材に樹脂カバーした製品で、楕円形として握り易くしています。端部は袖が簸かからない様なエンドカバーを取り付けます。

床は、防滑性塩ビシートで仕上げしますので、準備工事中(下地補修・排水溝のウレタン塗り防水)です。今回は、手摺上面にクラックが目立ちましたので、ここもウレタン塗り防水としています。

手摺を設置すると、階段の有効巾は狭まりますが、10cm以内であれば、容認される自治体が多いようです。ご確認下さい。

ハンドレール 10
   

ハンドレール 16

R部材を使って連続させると、多少コストアップとなりますが、バリアフリー性能は上がります。
色は、あえて壁の色と同じにせず、多少目立たせて視認性を上げています。


関連記事:手摺を付けてバリアフリー工事        共用階段・廊下は防滑性長尺塩ビシート

スイング式のオートロックドアは故障がいっぱい

神奈川県相模原市 2007年5月 文責: (有)A tempo

スイング式オートロックドアです。

オートロック扉
このタイプは頻繁に故障します。

特に風の当たる場所や風の通る所に設置してあると、正常にロックされる成功確率が低くなります。
鍵穴が親子扉の子扉に納められている場合は、前後のガタツキにより、さらに成功率が下がります。
1回/1000回失敗しても不良と評価され、クレームとなります。
防犯上も大きな弱点となります。

デッドボルト(かんぬき)が正確にタイミング良く受座(ストライク)に納まる事に信頼性が乏しいのです。ボール!になる確率が残っている訳です。

写真のドアは、風除室の内側ですので、今のところ正常に稼動しています。

サムターンが、完全に水平(ロック状態)にならない場合、居室内からの開錠信号で開かない場合があります。

オートロックドアはスライド式(左右へ開く方式)をお勧めいたします。相当工事費が嵩みますが、スイング式をスライド式へ交換工事をした事もあります。


今日は消防設備の総合点検を実施しました。
共同住宅用自動火災報知設備
写真は、共同住宅用自動火災報知設備の受信器です。小型軽量化が進んでいます。

バルコニーにある避難タラップの昇降試験を行っています。

避難はしご2        避難はしご1


関連記事:事務所ビルの消防設備総合点検        オートロックシステムに潜む防犯上の死角        無人でも時々開く自動ドア

EVフルメンテナンスは危険かもしれない

神奈川県相模原市 2007年5月 文責: (有)A tempo

六本木ヒルズのエレベーター火災を聞いて、以前より危惧している事があります。

エレベーターの所有者・管理者は、点検会社の性善説を期待して、フルメンテナンス契約(FM契約:ワイヤーロープを含む劣化部品の適時交換は契約内)を結びます。

点検業者も、フルメンテナンス契約の方がより利益が上がりますので、FM契約へ誘導する傾向があります。

東京ミッドタウン EV
東京ミッドタウンのエレベーター  記事とは関係ありません


マンション管理組合では、発生する修理費について、理事会等の議決の手間が省けるFM契約を重宝と感じる傾向が在ります。

企業のビルでは、全額経費処理できるFM契約のほうが節税となるようです。

しかし、点検会社は一旦FM契約しますと、利益をより上げる為、多少の部品劣化に目を瞑り、危険性に鈍感になる営利企業行動をする可能性は無いでしょうか。

この観点からすれば、何れの立場の者も点検会社との契約は、より不具合の発覚し易い、POG契約(消耗部品交換付契約)の方が無難であると考えます。

フルメンテナンスという言葉に響きに惹かれるのでしょうか。世の中殆どのエレベーターはFM契約で維持管理されていますが、より高い維持費がより安全なエレベーターに繋がるとは限りませんので、ご注意下さい。
かと言って、POG契約に急に更改すると、ぞろぞろ改修の見積りが出て来るかも知れませんので、慎重に考えてください。

P.O.G契約
とは   劣化した部品の取替え、修理費用は、月々の定額契約料金外です。

  <契約範囲内>(保守会社により若干の違いがあります。契約書で確認して下さい。)
   P(parts)=ヒューズ、可動・固定コンタクト、照明、 などパーツ類
   O(oil)=点検用油脂類、補給オイル、 などオイル
   G(grease)=ベアリング及びメタル用グリス、 など
   おおむね、3ケ月~6ケ月毎に取り替えの必要な部品が対象。

  <契約範囲外>(保守会社により若干の違いがあります。契約書で確認して下さい。)
   ・主ワイヤーロープ ・ガバナーロープ ・移動ケーブル ・ベアリング
   ・制御リレー ・プリント基盤 ・押ボタン
   ・かご内装 ・かご床タイル ・乗場戸三方枠塗装
   ・敷居(シル) ・運転盤カバー など


点検者の善意に頼らず、安全で、使用者の手続き上の負担の少ない契約方法が開発されるとよいですね。


関連記事:エレベーター点検費用の削減提案        エレベーターメンテナンスに落とし穴

関連ニュース:六本木ヒルズ、オーチス製エレベーター8基が安全基準外 
         2007/04/27 NIKKEI NET
        六本木ヒルズのエレベーター火災、ずさん管理が原因か
         2007/04/27  アサヒコム
        破断ワイヤに大量の赤さび 日本オーチス点検に問題か
         2007/04/26 東京新聞

リモコンの誤作動にご注意を

神奈川県相模原市 2007年4月 文責: (有)A tempo

2007桜

相模原市の保存樹木に指定されている桜がすぐ近くで見事に咲いています。
毎年、心が癒されます。

ところで、海外製の電気ストーブがDVD・テレビ等関係ない機器のリモコンで誤作動(勝手に点く)する事例が報告されています。

リモコン付き電気ストーブの誤作動について  経済産業省
テレビのリモコンで電気ストーブが誤作動、火災の恐れ

電気ストーブ等の発熱機器防犯関連機器にはリモコン操作は馴染まないですね。便利さと安全・安心は両立しない物と考えるべきです。確実な意識を持って手動操作すべきです。

赤外線信号の一部を電気ストーブが間違って拾うことによります。
とりあえず誤作動の有無を確認し、電気ストーブを使わない時はコンセントを抜いておくことです。
くれぐれもご注意下さい。


関連記事:開放式小型湯沸し器の危険性        高齢者にやさしい「みまもりサービス」        温水式の浴室暖房乾燥機にも火災事故

関連ニュース:リモコン付き電気ストーブの誤作動について

経済産業省
        家電リモコン混信 チャンネル変えたら、ストーブ誤点火
アサヒコム
         トイレから真っ赤な光と煙 TOTOの発火事故
アサヒコム
                 

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開放式小型湯沸し器の危険性

神奈川県相模原市 2007年3月 文責: (有)A tempo

今、台所のガス瞬間湯沸し器(開放式小型湯沸し器)の危険性がマスコミで取り上げられ、メーカーは注意の喚起と無料点検のご案内をテレビで流しています。

以前「パロマ半密閉式瞬間湯沸器」が騒がれてた時、私のブログでこの瞬間湯沸し器の危険性についても主張しました。

開放式小型湯沸し器
現在は、新築物件でこのタイプを採用することはほぼ有り得ませんが、古い住宅には多く残っています。

このタイプの湯沸し器は、バランス釜がセントラル給湯タイプに発展する時期以前は採用せざるを得ない台所用の給湯器です。当時お風呂への給湯と台所への給湯を別々に考えおり、主に食器洗浄用として広く普及しました。

賃貸アパートでは、台所にガスカランと給水栓をこの湯沸し器用に設置し、湯沸し器自体は入居者負担としていました。

室内の空気で燃焼し、排気は室内へ開放されます。換気扇かレンジフードで間接的に室外へ排気されますが、連動している訳ではありません。

当時の建具サッシュはそれほど機密性が高く無かったためでしょうか、酸欠・CO中毒の危険性については騒がれる程ではありませんでした。

生活様式も今より窓を開放する機会が多かったように思います。
エアコンの普及や、省エネが叫ばれるようになって、密閉志向が高まり、このタイプの湯沸し器が凶器に変貌しつつあるのです。前にも書いたとおり、安全に使うには車と同じく免許証が必要な程です。


未だにこのタイプの湯沸し器をお使いの方は、安全装置の付加されたタイプへの更新や、COセンサーの設置も考えられますが、完全ではありません。 セントラル給湯へのリフォームをお勧めいたします。


無色無臭の一酸化炭素を検知してお知らせ!
一酸化炭素検知器 ファイヤーエックス

お年寄りには特に危険です。
このタイプの湯沸し器を前提とする古い賃貸物件を持ちのアパート経営・大家さんや、未だにバランス釜を浴室内に設置されている方は、事故が起きる前にセントラル給湯への更新をご検討ください。
是非、ご相談ください


関連記事:パロマ半密閉式瞬間湯沸器の危うさ        リモコンの誤作動にご注意を

関連ニュース:松下電器のガス湯沸かし器、20年で48人死亡
         湯沸かし器大手3社、CO充満速度実験せず 

読売新聞

         北海道でまた一酸化炭素中毒による死亡事故が発生 2007/3/5 経済産業省

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