2020年2月

マスク、トイレットペーパーの買い占め、転売について

こんにちわたいらです。

 

昨今よく耳にするマスク不足。

悪質な転売がよく取りざたされていましてプレジデントオンラインによるとヤフオクでは

1月18日に1,000円程度だったマスクの落札価格が

2月4日に14,000円を超えたんだそうです。

 

んで小売り店でも品薄状態が続いていたんですが

2月12日に某官房長官が供給の見通しが付いた旨を発表して

ネット上の販売価格、取引件数共に落ち着いてきて、小売りも今は並び始めています。

写真=時事通信フォト 新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、マスクとアルコールジェルの品切れの知らせを張り出すドラッグストア=2020年2月7日、東京都目黒区 - 写真=時事通信フォト

うーん、なんというか、あんぽんたんが大勢いることがただただ嘆かわしい。

足元を見て高値で売りに出す転売屋のモラルを叩く人達がとても多いのですが、

1,000円のマスクに2,000円出す消費者に恥を知ってもらう方が先な気がします。

2,000円で買っちゃう人がいるからどんどん値が吊り上がっていくわけですから。

 

需要と供給のバランスが崩れたら市場価格が暴れるのは至極当然でありまして

自分だけ、身内だけコロナ対策をしようという身勝手な人達が

大量購入しといたれって思い立ったのが事の発端なわけです。

自衛手段という意味ではコロナ対策になんないのにね。

 

確認ですが転売やせどり自体はチケット類を除いて犯罪でも何でもありません。

市場価格より安い仕入れ先やルートを発掘して

必要とする人達適正な価格で販売するわけですから。

買ってる人達もハッピーなわけですよ。

 

今回のケースに関しては大して必要じゃない人達適正じゃない価格で、

しかも大量に購入したことこそがモラルの欠如です。

需要過多になって売る方が値段を上げるのは至極当然な適応行動じゃないですか。

結果本当に必要とする人達に商品が届かない。

医療関係者とか免疫の弱い方とか。

 

別に14,000円でマスク売ってた人達をかばうつもりも無いですが、

マスコミやネット上の薄っぺらい情報を鵜呑みにして

14,000円で需給バランス取れる環境を作った人達に反省を促すべきではないでしょうか。

 

 

熊本でのトイレットペーパー騒動にしても同様です。

国内の製紙業39社が加盟する日本家庭紙工業会(東京)などによると、SNS(会員制交流サイト)上で「マスクとトイレットペーパーの原材料は同じ。マスクの増産に伴って次は紙製品が品薄になる」といったデマが広がったという。

マスクとトイレットペーパーの原材料が同じわけなくね?

仮に同じだとしてもトイレットペーパー分の原材料をマスクに回すわけなくね?

 

こちらは業界団体が早々とデマ情報であることを公表したことから

熊本だけで収まり、ネットでの高騰もさほどではなかったようですが。

 

情報のリソース確認よりも自己本位のリスク管理を優先することが社会悪です。

転売を社会悪とする人は、その前にリテラシーの低さを見つめ直すべきです。

 

 

で、これは余談ですが、昨今の副業ブームでせどり流行ってるわけですけども。

憶測に過ぎませんが、せどり初心者達がちょっと高いマスクとかトイレットペーパー仕入れて

家中段ボールまみれになった途端値段下がって放心状態になってそうじゃないですか?

特にマスクは高騰から暴落まで短かったんで片手間で稼ごうとして

涙目になっている人も多いのでは。儲かった人もいるでしょうが。

 

こうした事象の裏側には必ず情報操作して利益を得ている人がいます。

そういう人達は100%バスローブ着てロッキングチェアで暖炉前に座って

シガーとロマネコンティを嗜みながら「フフフ・・馬鹿共め・・・」と笑っています。

 

悔しくないですか?悔しいでしょうそうでしょう。

マス向けの情報によって何が動いて誰が特をしているのか。

これを常に念頭に置いて消費者としての適応行動に磨きをかけていきましょう。

 

でわでわ。

 

四千億のバッタ vs 10万匹のアヒル 続編

こんにちわたいらです。

 

先日書いた表題の件につきまして、

よくよく調べてみたところ国連食糧農業機関(FAO)から

次のような予測が立てられていました。

 

ケニアに到達したのは、1000億匹〜2000億匹とも言われる、

縦60km、横40kmに及ぶ超巨大な群れ。

1日に100万人分に相当する食料を食い尽くす。

このままのペースで増殖すれば、6月までに

群れのサイズは500倍になるとFAOは試算。

 

待て待てだいぶ話が違う。

わしは4000億のサノスの手下が来るから10万人のアベンジャーズで

対抗措置を取るという前提で話しておったわけであってだな。

 

ケニア到達のサノスファミリーが1000億という仮定の元に話をすると

6月には50兆匹になっているということなのか?そうなのか??

そうなると翼の折れたファルコンじゃ話にならん。

10万人のアイアンマンでも話が怪しくなってくる。

 

そしてまともそうな記事をよくよく読み込んでみると

1年半かけて中東、アフリカ東部を中心に繁殖を続けているそうです。

 

FAOは現地と連携をとりながらすでに殺虫剤散布などの措置を講じているものの、

7月までに80兆円程度の予算が必要で、まだ3割も集まっていないとのこと。

バッタの専門家なるよく分からない生業の人が言うには、

 

「バッタの習性を応用し、一箇所に集める誘引技術が開発できれば、

トラップで一網打尽にできると考えています。

科学的根拠をもって生態を明らかにできれば、

被害対策にも大きな貢献ができると思います」

 

だそうです。

ちなみにバッタの屋外での習性は現時点でよくわかっていない。

一箇所に集める誘因技術は現時点で開発できていない。

トラップで一網打尽にできる確証がない。

あまりにも役に立たない専門家のコメント。

 

ウィッチで誘導、スパイダーマンで回収、キャプテンマーベルでドン。

これのがよっぽど予算取れそうなんだが。

【2/28追記】

スカーレットウィッチには誘導に加え現実改変という能力があり

一人で十分という旨のご指摘をいただきました。

深くお詫び申し上げますがせっかく書いたので訂正はいたしません。

 

キャプテンマーベルが「ちょっと取り込み中なんで・・」ていつもの感じだったら

① 一日密閉してフンを出させます。

② 熱湯をかけてよく洗います。

③ ほうじ茶で煮詰めてアクと臭みを取ります。

④ 酒、砂糖、醤油を加え、再び煮詰めます。

⑤ 仕上がり直前にみりんで照りを加えたら完成です。

何が!?ってな。たぶんドクターストレンジがいい仕事してくれます。

 

どうやらバッタの大群が中国に来るってとこからしてガセっぽいですね。

しかしながらアフリカ東部の食糧危機は現実味を帯びているようなので

私のように不謹慎でない方に然るべき対応をしていただきましょう。

 

でわでわ

マニュアルは誰がつくるの?

こんにちわたいらです。

 

こないだプラーっとYouTubeを徘徊していたら

中田敦彦さんがマニュアルの重要性を説いていました。

 

は少し角度が違う部分もあるのですが

蓄積したノウハウや知識を可視化して企業やチーム内で共有することで

業務を均質化し、強固な組織づくりを目指しましょうという点で一致。

表現は私が勝手に変えてますけども笑

 

中田さんは自身や他の経営者がマニュアルを通じて他者に落とし込むことで

新しいことにチャレンジする余裕が生まれる、的な角度でした。

 

一つ困るのがですね、私はマニュアル作成代行を食いぶちとしているので

勝手に自分で作られたら仕事が無くなってしまうのですよ、中田さん。

飯が食えん。

 

で、本音を申しますとマニュアルは業務を実際に行っている人が作るのが正解です。

正解も何もその人にしか作れるわけがない。

企業は一般的にトップに近づけば近づくほど現場の業務内容を知りませんから。

 

ただし、一定の規模を超える企業では業務を行っている人と経営層で

考え方が大きく変わって来ます。

 

失礼を承知で申し上げますと、現場で業務にあたっている人は経営目線を備えていません。

それに加えて、マニュアル作成に必要な時間と事務スキルを持っていません。

もちろんそうでない場合もあるとは思います。

じゃあどうぞご自身で作ってみてください、と私そっと身を引きます。

 

あまりに無謀な挑戦をすると経営方針が置き去りの作業手順マニュアルが出来上がります。

そうするとちょっとしたイレギュラー対応や繁忙時の優先順位に個人差が生じます。

挙句に生産性、作業効率に関する目標感も記載されない、もしくは作成者個人の感覚値が残ります。

 

そこでたいら選手、アップを始めました。

 

私の提案するマニュアルは、経営方針と密接に紐づいたマニュアルです。

①経営方針があって、②収入と費用に対する考え方が整理された上で、③マインド、詳細手順を記載

もちろん業種や業態によって①~③の比重は大きく異なってきます。

よく総じて「業務基準書」とか呼ばれたりもするのですが、

言葉に大きな意味は無いと思っているので「イケてるマニュアル」で良いかと。

 

ですのでご発注後の実際の私の動き方としては、あくまで基本ですけども

1. 経営層、もしくはそれに近しい方からマニュアル作成の意図、目的を明確にしていただく

2. 上記の①②を明文化してご確認いただく

3. 業務にあたっているスタッフからヒヤリング、オペレーションチェックで③を作成

4. ①~③をまとめて整合性と体裁を調整した後に経営層に最終チェックを依頼

といった流れになることが多いです。

 

①と③については部分的にでもすでに出来上がっている場合が多いのですが

そこを紐づける②であったり③のマインド部分が希薄なのでそこを大幅に肉付けします。

 

そんなに簡単な作業ではないですし、

私だけで中身すべてを作成できるわけではないのでご負担をお願いする部分もあります。

 

ですが多岐にわたる規模、業種でのマニュアル作成の経験を通じて

より実用的で、形骸化しない、目的に沿った成果物の納品をお約束します。

 

でわでわ

四千億のバッタ vs 10万匹のアヒル

こんにちわたいらです。

 

全く真偽が定かでないものの非常に興味深い情報を目にしましたので

不真面目に、そして不謹慎に取り上げてみたいと思います。 

「アヒル バッタ 中国」の画像検索結果

 

リソースが不明でそもそも中国が国家施策としてやってんのかも怪しいのですが

パキスタンの国境を越えて4000億匹のバッタがやってくるから

10万匹のアヒル特殊部隊を編成して出迎えるという作戦を決行するらしい。

 

ごめん、ごめんけどワクワクがとまらない。

私の脳内は完全にエンドゲームです。

 

サノスと愉快な仲間達 vs 株式会社アベンジャーズ 。

ただしサノス軍はサノス抜き。仲間意識はたぶんないけど群れを成す習性と繁殖能力は抜群。

アベンジャーズには習近平というキャプテンチャイナがいるとかいないとか。

 

ここでたいら、エンドゲームになぞらえるのは計画に無理があるのではと感じながらも

もう後には引けない。石にかじりついてでも初志貫徹の意向。

 

何と言っても一番のツッコミ所が圧倒的な戦力と機動力の差。

サノスファミリーは4000億匹、アベンジャーズは10万名様。

アベンジャーズは空も飛べないのに一人当たり400万匹の空飛ぶ敵をシバく。

 

もちろんアベンジャーズ社員はサノスの手下よりはるかに優れた戦闘力を持っているでしょう。

ただし私の精密な分析によるとせいぜい一日あたり100匹くらいしか食えない。

たぶん私の緻密な分析によるとそれ以上のペースで敵は増えてゆく。

ここでマニュアル作成代行を稼業としている私の出番ですよ。

 

「お前ら食ってんじゃねぇ、シバけ」

 

現場の彼らはどうしても敵を食料として認識しがちです。

それでは埒が明かないのであくまで息の根を止めることに専念するよう

キャプテンチャイナから運営方針を明確にトップダウンすべきです。

 

「ノルマ」という言葉は非常に現場受けが悪くモチベーション低下が懸念されるので

生産性、予算といった魔法の言葉を巧みに操って組織をマネジメントする必要があります。

 

どうでしょう、「週休2日、1日あたり5万匹の殲滅」で個人目標管理をすれば

半年くらいでサノスファミリーを根絶やしにするストーリーが描けるのではないでしょうか。

 

アベンジャーズも強化されてたり特殊能力はあるにせよ、基本は人じゃん。

考えぬきました、アヒル1匹にとってのバッタ1匹がアベンジャーズ1人にとってどの程度の戦闘力か。

たぶんですよ、たぶん、本当に申し訳ないんだけれども

 

シジュウカラくらい。

「シジュウカラ」の画像検索結果

やっぱりやめよう、かわいすぎる。

イメージの悪さを逆手にとってカラスにしておこう。

 

 

アイアンマンやキャプテンマーベルをはじめとしたチート能力を誇るスター達は

ちょっと今回都合が悪くてお休みしているので、

一万歩譲って空を飛べないファルコンが平均的な戦闘能力だとします。

銃の扱いはたぶんそれなりに上手だ。

 

ようやく一時的な解がでました。

 

「空を飛べないファルコンに週休2日、一日5万匹のカラスを半年間シバき続けてもらう」

というのが今回の作戦のスキームとなります。

 

まだ掘り下げます。

国家の非常事態であることを加味した上で一日10時間の労働を標準勤務とします。

すると1秒あたり1.5匹シバくことがスキルとして求められます。

念のため再度確認ですが、サノスファミリーは全員空飛べます。めっちゃ飛びます。

 

ファルコンは地上から1秒あたり1.5匹のカラスをシバけるのか。

そしてそのモチベーションと体力が半年間続くのか。

 

私個人的な見解としては、銃じゃ無理。

ファルコンにはせめてバズーカくらいを標準装備してやって欲しい。

 

キャプテンチャイナのマネジメントスキル、

そして株式会社アベンジャーズの組織的なガバナンスがどれほどのものなのか

今後も注視していきたいところです。

 

でわでわ

ファミマのリストラ大失敗の巻

こんにちわたいらです。

 

昨今大きな話題となっているファミマの黒字リストラについて

できるだけコンパクトにまとめてみたいと思います。

情報の真偽についてはほぼネットにあるものを搔い摘んでいるので

100%ではないですが、そんなにどこもズレが無かったので大きな間違いはないと思います。

 

【前提】

・ファミマは2018年に伊藤忠の子会社になっており、経営陣は伊藤忠の出向者だらけ

・2016年にサークルKサンクスと統合し、ファミマの店舗数はセブンイレブンに次ぐ業界2位へ。

 ところが同エリアの食い合い等による不採算店舗の閉店が加速、ローソンに追い越される勢い。

・とはいえ売上5250億円、純利益500億円で黒字は維持できている

 

で、時系列で今回のお家騒動を追っていきます。

 

【一連の流れ】

① 2019年11月に現場40歳、本部45歳以上を対象とした800人枠の早期退職者を募る、と発表。

 2000万円上限の早期退職金、再就職支援等を盛り込む

② 2019年末時点で1100人以上が応募意向を示す

③ 「会社があなたに何をしてくれるのかではなく、あなたが会社に何をできるか考えてほしい」

 とのありがたーいメッセージが社長から社員へ向けてリリース

④ こりゃやべーな、と応募意向者が1500人に増加

⑤ 「いらないヤツだけ適度に辞めてもらおう」という計画が脆くも崩れ去ったため、

 「適用否認」として早期退職金出さないこともあるからね?というしれっと後出しじゃんけん

⑥ 1月28日、募集期間を 2月10日~21日 ⇒ 2月3日~7日 へ前倒し、期間も短縮すると

 しれっと後出しじゃんけん

⑦ 案の定計画的リストラ策であったことを裏付ける社内資料がダイアモンドに流出、2月5日リリース

 対象社員を4段階に分けて応募勧奨していたことが白日の元に晒される

⑧ 早期退職への応募者は忠誠心が低い、との判断の元、現場出向等の降格処分が下るとの

 盛大な後出しじゃんけんの噂

 

ちょっと面白いから公式HPの基本理念から抜粋。

 

あなたと、コンビに、ファミリーマート

 
 

コンビニなのに、ファミリーと名乗ってる。ファミリーマートという名前は私たちの出発点であり、めざす姿です。


レジを打っているストアスタッフも、声の大きな店長も、みんなが一軒の小さな商店を切り盛りする家族のようにつながって。

お客さまにとっては、地域の家族のような存在になりたい。

そう思い描く姿が、この名には込められているのです。


だから、私たちはもっと「あなたと、コンビに」ならなくては、と思います。

この言葉の意味を、今こそ問い直さなくてはと。

ファミリーマートが選ばれる理由が「あなたがいるから」であるように。

 

 

まだ最終的な経営、人事判断が下されたわけではないので数値面では何とも言えない部分はありますが

見事にファミリーの口減らしに失敗したのは間違いないでしょう。

 

①の早期退職者募集については黒字企業だろうが上場企業だろうが昨今は当たり前です。

40歳を超えて会社にぶら下がっている、生産性が低く人件費の重たい社員はいらんよ、と。

 

②で大きく目算を外してしまった。思ってたよりファミリーの血縁関係は希薄だった。

 

③のメッセージについては前後の脈絡がわからないですがファミリーには

「おめーら飯ばっか食ってねーでもうちょっと父さんに楽させろや」に聞こえてしまった。

1100人を800人に減らすためのメッセージに振っていれば・・・

ここがかなり経営側の失態だったように感じます。

 

で④~⑦の通りすったもんだして現在に至るわけですが、

ここまで情報がダダ洩れしてしまった以上⑧の断行は困難なのではないか、と。

 

プロパーのファミリーを中核から締め出して上流階級の愛人をたくさん囲った結果

子供達が親の愛を感じられなくなってしまった、という側面もあるのではないでしょうか。

 

再三私がこのブログでも申し上げていることですけども

「経営」と「運営」はかなり密なコミュニケーションを取らなければ同じ方向を向けません。

 

労働力不足、賃金上昇、eコマースの台頭・・・

当然それらを盛り込んだ上での今回のリストラ大作戦だったのでしょうが

ちょっと経営層が運営側との距離間を測り損ないましたね。

 

今後双方がどのように歩み寄りを見せるのか

はたまたバッサリと切り捨ててしまうのか、要注目です。

 

でわでわ

予算と実績の管理について

こんにちわたいらです。

 

今からごくごく当たり前のことを書きます。

管理職ならずともなにかしらの役職についている方なら

必ず知っておかなければならない「予算」と「実績」の管理、考え方。

 

あくまで基本の総論ですので細かいツッコミどころは出てくるでしょうし

理由があって少し異なった管理手法を取っている企業もあろうかと思います。

ズレているのかズラしているのか、いずれにせよ理由は知っておくべきかと。

 

なんでこんなこと書くの?って話なんですが

現場の方や現場出身の管理職の方にあまりに認識が間違っていたり

甘かったりというケースが多いので、まとめておきたかったんです。

 

ですので今回の内容は経営サイドにいる方にとっては至極当然なんですが

そうでない方に少しでも刺さる部分があったら、と筆を執っている次第でございます。

 

企業における予算とは収入、及び費用の必達目標です。

企業における実績とは収入、及び費用の着地数値です。

 

現場のトップが予算作成を実施し、それに基づいた数字を作るのが

最も健康的な企業の在り方です。

自分で立てた目標に向けて自分の責任で数字を作っていくわけですから。

とは言えお尻の数字、利益部分は決められていることが一般的です。

 

ここで料飲店舗A~Cを運営する会社があったとしましょう。

で、その会社は年間1,000万円の利益を出さなければならないとしましょう。

この1,000万について変更するのは無理です。叫ぶのは自由ですがただの騒音です。

会社本体とか、親会社とか、株主とかから降ってくる数字なので。

 

会社の上層部は考えるわけですよ。どう1,000万の利益をつくるか。

大体ちょっと無理目な数字になってることが多いですからね。

かといって初年度黒字の新規店舗を出すなんて魔法みたいなことはなかなかできないので

店舗Aに400万、店舗Bに300万、店舗Cに300万の利益を出してもらおう、と。

 

基本的には今年より来年、来年より再来年と予算は増えていくものなので

その時点で軽々と達成できそうな数字が下りてくることは少ないでしょう。

 

 

■店舗Aの優秀な責任者

400万かぁ・・今年より50万も利益積まないといけないのかぁ・・・

今年は収入実績はそれなりに成果だしているから収入積むのは厳しいか・・・

もっと細かい人件費コントロールをして、メニューの見直しで食材ロスを減らさねば!!

 

■店舗Bのハングリーな責任者

300万・・今年死ぬ気でやって250万だったのにまだ50万積めって言うのか!!

どううまく回っても280万までしか見えない。残り20万は会社に掛け合ってみよう。

 

■店舗Cの置物責任者

ん?300万?そもそも今年いくらか知らないし。

まぁ考えたところでどーしよーもない適当に数字日割りすっか。

 

 

私は店舗A,Bの責任者はどちらもアリだと思います。

そのくらい実態と乖離した予算が降ってきたかでとるべき行動も変わってくるでしょう。

 

店舗Aの責任者は自分で抱え込み過ぎてしまったり、

不健康な利益の捻出をしたりしがちなので、言われるがままというのもお勧めできませんが。

 

店舗Bの責任者が実は店舗Aよりも優秀だったりすることもあります。

それはちゃんと数字とロジックを組んだ上で会社に掛け合えるかにかかっています。

 

店舗Cの責任者は非常に会社からの期待値が低いと言わざるを得ません。

仮に現場がいくら忙しくても予算作成に携わっていないとしたら

店舗の責任者ではなくあくまで現場オペレーション上の責任者です。

 

 

はい、店舗Cの責任者みたいな人が世の中大半を占めています。

会社は店舗Cに対して「黙って首縦に振って実績数値も出してこい」と無茶なこと考えてます。

わざわざ予算を承服しない店舗責任者を育てる暇も理由もないわけです。

 

店舗責任者は自分で予算と実績の作成、管理ノウハウを学ばなければならないのです。

もちろん一人ではなく、会社側や他の店舗責任者にいろいろ聞いてみるのも大事ですが。

 

予算を認識、把握せずどうやって実績を管理するんですか?

発注やシフトコントロール、販促策の最終決裁権を持っているのは店舗責任者でしょう?

お財布の大きさを他人に任せておいていいんですか?

 

もちろん会社だから異動もありますしこれだけ移り変わりが激しい世の中ですから、

予算未達になることだってたくさんありますよ。

 

その時はその時!なぜ未達だったのかをしっかりと分析し、

どうやって未達分を今後回収するのかの策を練れば良いのです。

言うほど簡単ではないですけどね・・・

 

 

一番言いたかったこと。

店舗責任者は予算から見た実績数値を求められる役職です。

予算確定前にきちんと中身を把握して然るべき認識と行動をとりましょう!!

 

 

でわでわ

接遇時の言葉遣いについて

こんにちわたいらです。

 

今日も元気にタイトル詐欺です!!

言葉遣いにも後に触れようとは思うのですが

大事なことはあくまでももっと手前にあるというのが

私めの主たるメッセージでございます。

 

私はホテル、レストランでの運営とその改善、経営のための実態把握等に

長年携わってきた上で、現在マニュアル作成を中核事業としています。

 

するってぇとクライアントから「正しい言葉遣いを学ばせたい」

といったご要望を賜る機会が多いんですね。

 

まず私の主張を聞いてください。

言葉遣いや立ち振る舞いをブラッシュアップさせるのは目的ではなくCS向上の手段です。

大切なことはマナーよりも言葉選びよりもお客様が求めている情報、

こちらが伝えなくてはならない情報をより端的に、丁寧に伝えようというマインドです。

 

いくら接遇マナーや言葉遣いを学んだところでそのマインドをスタッフに叩きこまなければ

不快な思いをするお客様は減らないし気持ち良くお帰りになるお客様は増えません。

何よりお客様に目線を合わせた接遇について自分で考えるスタッフが育ちません。

 

コンビニとかで商品の補充をしながら背中で

「ありやしたーまたおこしくださいませー」

というマニュアル通りに挨拶するスタッフよりも、一瞬手を止めてこちらを見てにっこり会釈して

「ありがとうございます」

というスタッフの方が317956169倍気持ちが良いはずです。

 

だからマニュアルに言葉遣いに関する要項をまとめるのは全然良いのですが

先述のようなマインド醸成を置き去りにするとロクなことがないのでご注意ください。

 

という長めの前置きを踏まえてですね、

本題の言葉遣いについて10個くらいかな、例を挙げてみようかな。

使うとアホっぽく、安っぽくなりがちな言葉たち。

時代は移り変わるものでして「日本語として正しい or 間違っている」は二の次。

あくまでお客様にとって耳障りの良い、スッと入ってくる言葉かどうかが焦点です。

 

 

■「こちらの方がナポリタンという形になります」

はい来たー!待ってましたー!!いきなりの全部乗せ!

3大接客ダメ用語!「方」「形」「なります」!!

「方」は基本的には取っ払うだけ。使わないことを習慣にした方が良い。

「形」も取っ払うだけでいいのですが、他の言葉に置き換える必要がある場合も。次の項で。

「なります」は「~でございます」で代用が利きます。

サービス初体験だとこの「~ございます」が気持ち悪くて言えないんですよね。

 

ちなみに「なります」は「become」にあたる言葉なので

テーブルにソフト麺とソーセージと玉ねぎピーマンをおもむろ置いて

上からケチャップをぶちまけるサービススタイルの場合はこの表現が正しいです。

ちょっと待ってくださいね、これからナポリタンになりますからねーっつって。

 

 

■「少々お待ちいただく形になります」

「形」の悪い例として挙げたんですが正確に言うと間違いがもう1点。

待つのはお客様なので「いただく」という謙譲語は絶妙にふさわしくない。

かと言って「少々お待ちください」だけにするとちょっと淡泊過ぎる場合も。

そこで満を持して登場のクッション言葉ですよ。

恐れ入りますが少々お待ちくださいませ」これでよし。

「~ませ」は時にきしょいけど言いなれておいた方が便利。

 

 

■「よろしかったでしょうか」

これも有名。焼きそば界のペヤングくらい有名。

過去形になった経緯は憶測ですけど「よろしいでしょうか」「よろしいですか」が淡泊かなって

思考停止したスタッフがタイムリープしたものだと思われます。

ハイエンドなサービス、ご高齢者向けには「よろしゅうございますか」が使えると良いです。

 

 

■「とんでもございません」

これも有名。ファストファッション界のユニクロくらい有名。

「とんでも」なるものがあるとかないとかって話をしてるわけじゃないので

「とんでもないです」「とんでもないことでございます」後者はややくどいですけど。

 

 

■「大丈夫です」

これはちょっとシチュエーションをイメージしてもらわないと伝わらないですね。

「この商品券使えますか?」の回答だとしましょうか。

別にスタッフの心身の健康を案じているわけではないので

「ご利用いただけます」「はい、結構でございます」が正解。

 

 

■「3000円ちょうどからお預かりいたします」

「から」も絶妙に不要なんですが、それより「お預かりいたします」のところ。

おつりが無い場合は「頂戴します」がベター。お預かりしても返すもんないんだもん。

「頂戴いたします」にすると二重敬語だとかいってくる老害が沸くので

「3000円ちょうど、頂戴します」に間髪いれずお客様の方を見て

「どうもありがとうございます」といえば不快に感じる人はいないでしょう。

ちなみに目を凝視するよりも眉間の下あたりを見る方がマイルドな印象を与えやすいのでお勧め。

 

 

■「お間違いないでしょうか」

これねー、いたずらに使うなとは言えないんですが、

お客様視点だと間違っているとしたらスタッフ側のケースが多いんですよ。

例えば予約内容の確認をする場合。

スタッフ「ナカムラ=バルデラマ=タイラ様、2月22日 19:00~ 2名様、

     以上の内容でお間違いないでしょうか」

たいら 「いやナカムラ タイラです」(バルデラマどっから出てきたん・・)

もちろんお客様の勘違いや言い間違えの可能性もありますが

よほどのアレでなければ「失礼いたしました」の流れになるわけじゃないですか。

「ご予約内容を確認いたします」からの「以上の内容でよろしいですか」

の方が地雷を踏む確率は下がると思います。

 

 

■「ありがとうございました」

これは話題に挙がることは多いんですが実践している人は少ないです。

ちなみに私は自戒の念を込めて普段からこの言葉は使いません。

すべてのケースで「ありがとうございます」というようにしています。

 

「ありがとうございました」というお礼の言葉が過去形になるのはいかがなものか、

という論点になることが多いのですが私は完了になるのが気になる系男子。

感謝の気持ちはそこで完了しない、またご利用頂きたい、またお会いしたい、

だから自ら進んで区切りをつけることはしない。

きしょいと思われても仕方ないのでこの考えをアウトプットするのは人生初です。

 

 

■「あの・・・すいません・・ちょっと・・・・」

テーブルに物持ってきて置く場所がないときに言葉がでないスタッフ~!!

これめっちゃいません?「はよ場所空けろや」みたいな顔して

挙句に皿で皿押し出しちゃったりなんかして。

こういうのこそマニュアルにネジ込まなくてはならないと思うのです。

 

「置けないに決まってる量のメニューを頼む客がアホじゃね?」

とか言っちゃうスタッフは即刻時給300円にしてあげてください。

 

お客様は皿の大きさ知らんし量も知らねーから。

置けない量の注文取ったスタッフと店のテーブル小さいのが問題なわけ。

「じゃ結局俺なんも悪くなくねwww?」

とか言っちゃうスタッフは即刻時給30円の交通費自己負担にしてあげてください。

 

すんごい量の注文されたときの対応は業態や運営方針によって変わってくるけど

「ご不便をおかけしますがテーブルに乗り切らないので少しずつお持ちいたしますね」とか

「恐れ入りますがお手元を少し空けていただいてよろしいでしょうか」とか

そのくらいはちょっと頭使えばでてくるはずですから。

むしろそのくらいの対応ができるスタッフを作るのが運営者、教育者の使命です。

 

はい、というわけでこのくらいで堪忍してください。10個いってない気がするけど。

 

 

でわでわ

バカは搾取されるんですか?

こんにちわたいらです。

 

ここ最近ビジネス系ブロガー、YouTuberが多用しているこのフレーズ、

「バカは搾取される」

について私なりの考察をまとめてみたいと思います。

 

並みいるインフルエンサー達がこぞってこのフレーズを持ち出してるわけで、

「個で稼ぐ」とか「マーケティング」とかについては私より2億倍くらい博識でしょう。

ただしその分わしの方がバカに近くてバカの気持ちを知っておるはずじゃ。

 

もちろんバカって何?搾取って何?という定義によりますが

終身雇用、定期昇給が崩壊しつつある資本主義国家において

成果主義でない報酬形態の労働者がジリ貧になっていくという意味では

一理ある。もとい百理ある。

 

終身雇用と定期昇給が前提であっても労働者が搾取されることに変わりはないけど、

ある程度生涯賃金の見込み立つなら文句はない、という人が多かった。知らんけど。

 

今は派遣切りだったり正社員の給与削減、黒字リストラが

上場企業でも当たり前のようになっているわけでありまして。

「頑張っていれば誰かが見てくれている」という脳内お花畑の方々の幻想が

全国各地で儚く散っていっているわけでございます。

 

私自身ついこの間までそうでした。

というよりはそう思わないとやっていられなかった。

 

でも現実を見るとどう考えても自分より優秀だと認める気にならない人や

実質的成果ではなく、自身に対する張りぼての評価を強調したがる人が同僚や上職に山ほどいて

自身のキャリアマップを全力で自分勝手に描いたところで

自分の目指したいゴールがなかったんですね。

 

それでも食べていくには働くしかなくて、

辞めることで無駄にキャリアに傷をつけることも怖くて、

個人で稼ぐことはもっとリスクがあるしそもそもそんなスキルもアイデアもない。

 

サラリーマンにはこんなこと考えたことある人たくさんいると思う。

そういった人達を「バカ」と呼んでいるんだとしたら

とても不本意だし成功者としての立場を利用した配慮の足らない啓発だと思います。

その啓発に乗っかって失敗しても発信者は責任取りませんからね。

 

私は3年以上悩んで個人で稼ぐことに舵を切りました。

その3年の間にこのフレーズに出会っていたらきっと発信者の住所を特定して

玄関にうんこしてたと思いますウソですごめんなさい。

 

自分がバカでないことを証明するための闘いを始めて2年目ですが

やはりそれなりの覚悟、準備とリスクマネジメントは不可欠です。

優秀な成功者達の刺激的な扇動にひょいひょい乗っかることはお勧めできません。

 

ただし現状を嘆いて喚いて他人に向かって吠え散らかしてるだけでは

「バカ」と呼ばれても仕方ありませんので、

よくよく足元を見て然るべき計画を立てた後、行動に移しましょう。

 

うわーおもんな笑

でわでわ

パワハラとは何ぞや

こんにちわたいらです。

 

別に大して噂にもなっていないのですが、

2020年6月からパワハラ防止法が大企業を対象として施行されます。

で、2022年4月からは中小企業も対象に含まれるようになる、と。

 

「パワハラ」というのは本当に苦しんでいる人がいる一方で

「パワハラですよー」なんて軽率にキャンキャン吠えるヤツもいる。

いずれにしてもすごく身近なワードであるにも関わらず

さほどこの法律の施行に関しては話題に上ることがない。気がします。

 

パワハラ防止法ではパワハラを以下のように定義しています。

(1) 優越的な関係を背景とした
(2) 業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動により
(3) 就業環境を害すること(身体的若しくは精神的な苦痛を与えること)

もちろんコンパクトにまとめることが主旨なので十分とは言えません。

一応この限りではないとしながらも具体的な例として以下のような指針も出ています。

④⑤に関しては首をかしげる部分もありますが他は至って当たり前の内容ですね。

そしてこれでももちろん情報としては不十分です。

 

問題なのはまず罰則規定がないこと。

パワハラであるかどうかをジャッジする自浄作用の発達プロセスを強調していないこと。

 

前者については大して面白くないし既に多くの人が問題視している部分なので

ここではあまり語らないでおきます。

 

 

私がこれまで勤めたり関わってきた企業の中でも多くのパワハラ、

もしくはそれと疑われるケースを見てきました。

一方で自称パワハラ被害者の甘えた言動も見てきました。

 

本質的にパワハラであるかどうかを見抜くためには当該言動の目的を見極めることが重要です。

個人的な意見に過ぎませんがこういった定規の必要性が軽視されている気がしてなりません。

 

自身のポジションを上げる、または対象のポジションを下げることが目的である言動は

表現の如何を問わずパワハラに該当すると考えます。

 

労働者が生産性向上、目標達成を目的として法律、職務規定の中で使用者に対し

何らかの要求をすることはパワハラに該当しないことも労使間で共有すべき認識です。

が、こちらは表現方法がデリケートだとは思います。

 

どうしても報道され話題となるのは過激で凄惨なケースなので労働者側寄りの意見が目立ちますが

使用者が労働者に成果を求めること自体は至って当然です。

 

従って上記のような動の目的に主眼を置いた解釈を労使間で議論し、社内で広く告知し、

パワハラに該当するか否かのジャッジが円滑に行われる風土が醸成されるまでの

プロセスをより企業に対し具体的に示すことが肝要、いうのが私の考えです。

 

 

上の表にあるような「過大な要求」「過少な要求」については

既述の目的にフォーカスする、という過程において選別されます。

 

私自身のつたない経験談ではありますが、

1週間かけて上司と密に連絡を取りながらクライアントへの重要な提案資料を作成した挙句

提案前日夕方に上司と先方の電話連絡でイメージの乖離が明らかになったことがありました。

 

上司からの指示は「今日中に資料作り直せ。」

そして上司はのうのうと定時に帰っていきました。

 

これってパワハラにあたると思いますか?

 

私はパワハラではないと断言できます。

そりゃがっかりもしましたし、もうちょっと前もって

先方と擦り合わせできなかったのかとは思いましたけど。

明日のプレゼンに間に合わせるという明確な目的がありますから。

 

やるしかないので「今日帰りタクシー使わせてください」って許可取って

午前4時まで資料作って「10時に出社しますので事前にお目通しください」って置手紙しました。

 

念のために言っておきますが、これが頻発したり残業代が出ないなら問題です。

ただしパワハラではなく上司のマネジメント能力と労基の問題です。

上司とのコミュニケーションが円滑に取れていない場合、

労働者が主観的に「パワハラ」というパワーワードで蓋をすることが多い実態もあります。

 

セクハラに関しても同様で、部下とのコミュニケーションが

円滑に取れてないのに勘違いして肩叩いたり食事に誘ったりすると

労働者が主観的に「セクハラ」というレッテルを貼ってくるわけです。

 

本来これらが労働者の主観のみであってはなりません。客観的にそして

本質的にパワハラであるかどうかを見抜くためには当該言動の目的を見極めることが重要です。

はい、既述ですが。

 

所詮は労使間のコミュニケーションと能力の期待値、実態評価の乖離に帰属しますので

これらの改善に向けて双方から歩み寄れる環境作りが企業の必須命題と言えるでしょう。

 

本当の被害者の方を想うと「パワハラ」という言葉が先に立ってしまって

あれもこれもパワハラじゃないかと問題の本質がボヤけてしまうのは嘆かわしいことです。

 

しかしこうなってしまった以上、労使共に自身の身を守るため

言葉と実態の認識を共有し、生産性とコンプライアンスの両立を目指していきましょう。

 

 

でわでわ

美容院難民 魂の叫び

こんにちはたいらです。

 

私が長年お世話になっていた美容師がド田舎に逃亡して開業しました。

めでたしめでたし。では済まされません。

今後誰がわしの髪を切るんじゃ。

 

衆議院も桜を見る会の話いつまでやっとんねん、と。

今後誰がわしの髪を切るんじゃ。

慎重に慎重を重ねて議論したまえよ、血税を垂れ流してな。

 

えー、今回「美容院はこうあるべきだ!!」の温度ではないです。

「ちょっと聞いてぇこないださぁ」の温度ですのであしからず。

 

私多少おしゃんてぃなおっさんでいたい願望はありますが

仕事で印象値を下げたくないのでカットとシャンプーしか頼みません。

で、青山とか原宿とか地面にお金払う気もないので予算せいぜい¥5,000かそこいらですよ。

そりゃおいしい客じゃないでしょうよ。

でももうちょっとさぁ、なんつぅか、その、アレじゃない?っていう愚痴。

 

皆さんご周知のこととは存じますが

こないだお打合せ前に出先で2時間位空きが出たじゃないですか、私。

こりゃチャンスだと。やるっきゃねぇと。

平日昼間だしそこらへんにウォークインブッコミでもなんとかなんだろ、と。

初回30%OFFの看板立ててる美容院でカウンター内の女子が3人くだまいてやがったから

おら、¥3,000のお客様が来てやったぞ、と。俺やで!と。

 

たいら「すみません、予約してないんですがシャンプーカットお願いできますか」

スタッフA「あ、はーい、ちょっと座っておまちくださーい」

 

スタッフAから歓迎ムードゼロ、スタッフB,Cは不動明王。

しもた、、、、これあかんやつや、、、

 

で適当に個人情報書いて渡したらおかんと電話してるテンションで

スタッフB「スタイリストとトップスタイリストからお選びいただけますが?」

 

「何言ってんだこいつ aa」の画像検索結果

 

たまたま空きがあってついた美容師さんが実はトップスタイリストでした、

次回からご指名の場合はこっちの料金になります。 ⇒わかる。

 

知らねえ店で知らねえ美容師と知らねえ美容師を

知らねえ会社内の知らねえ物差しで今すぐ選べってのか?

それが昨今の業界の常識なのか?

 

職業柄なのかわかんないですが足元を舐めるように見られて

「あなた意識高いんですか?上カルビいかがっすか?」

に聞こえたひねくれ者の私は、今年一番の笑顔で並カルビを注文しました。

 

聖母のようなほほえみで感じの良い適切な応対、カウンセリングを受けて

「ただいま+¥1,000でトップスタイリストを担当にお付けできますがいかがですか?」

だったら私は上カルビを注文していたでしょう。

そうゆうとこよ。サービススキルってぇのはよ。

 

席までアテンドされて

スタッフA「本日はどれくらいお切りしますか?」

たいら「普段スタイリングするときは分け目逆にしてトップ少し動くように切ってもらっているんですけど、2カ月くらい切ってないのでペチャってなっちゃうんですよ」

あ、ちなみにジェスチャー付きね?

髪の毛.jpg

たいら「横と後ろは刈り上げない程度で耳は自然に出る感じでお願いします。」

別におかしいこと言ってなくないですか自分。

でもちょっと事務的に、徒然なるままに伝えすぎてしまったのか、

 

「何言ってんだこいつ aa」の画像検索結果

 

見事にカウンターパンチを食らうたいら。

すまない、貴様が並カルビだったことを忘れていたよ・・・

 

たいら「細かいところはお任せするので全体的に3㎝くらい短くしてください並カルビ様」

 

並カルビA「泡立て程度のシャンプーでしたら料金内ですが+¥500でオーガニックなんたらを使用した特殊なマッサージをうんたらかんたら・・・」

 

たいら「わたくし泡立て程度のシャンプーとやらに目が無いものでして。」

 

並カルビを注文したゲス客に秘伝のタレをアップセルしたところで結果は見えているだろうがよ。

マニュアルの手順部分だけが独り歩きするとこうゆうことになる。

以降私は一生目を閉じふるさとに想いを馳せることに全集中しました。

 

結果として施術自体は可もなく不可もなくといったところだったんですが、

私はコストを最小限に抑えたにも関わらずあまり良くない気分で店を後にしたわけです。

店はことごとくアップセルに失敗して舌打ちしてたことでしょう。

 

なんつーか、私の感覚値だと美容院を選ぶポイントは

施術(美容師)7 : ハード+オペレーション 2 : 価格 1 くらいの比重なんです。

 

施術に関しては相性も好みもあると思うんですけど、

きっと誰でも髪の毛について多少なりとも悩みやコンプレックスを抱えていて

それを毎回伝えるのが億劫だからカルテとして蓄積しといて欲しい。くないですか?

 

襟足が右側だけクセっ毛で巻いてくるから内側バリカンかけて欲しい。

ハチが張るからちょっと長さ残してトップ遊ばせてバランスとりたい。

モミアゲうっすいから上から偽モミーを引っ張りたい。

いやこれ私なんですけど!あるでしょう皆さんにもこんなの!!ないですかそーですか!

 

カルテ取りに来てくれない、理解しようとしてくれないならもう行かないですよ。

話が合う合わないとか、眠いとき疲れてるときそっとしといてくれるとかはその次のステップ。

 

前の美容師さんは「今回どーします?」って聞かれて

「駅まで歩く間に声かけられる人数10人までにして欲しいんだよね、うぜぇから」

とか

「うーん、菅田将暉とメンディーを足して3で割ったところに吉田栄作を足さない感じかな」

とか抜かしてたら勝手にいつも通り切ってくれてた。もはやただの大喜利。

 

 

ハード+オペレーションはまぁ床とか当たり前にきれいにしてくれてれば。

蓋つきストローでアイスコーヒーとか出してくれると加点対象。

シャンプーの顔面ガーゼが嫌いだから遮光した部屋だと加点対象。

オートシャンプーは大幅減点対象。最近見ないけど。

 

 

価格は冒頭述べた通りですが前の美容師さん¥5,500くらいだったかな。

それでも¥3,000の今回に比べて倍以上満足度が高かった。

戻ってきてくんねーかな・・・

 

というわけで髪切るとき大事なのは箱じゃなくて人で選ぶこと!!ぼくわ!!

誰か小うるさいわしの髪を専属で切ってくれんかのぅ

 

でわでわ

コロナウイルスに関する情報の真偽について

こんにちわたいらです。

 

今月に入ってからコロナウイルスについてそれはそれは多くの情報が出回っております。

武漢で初めて感染者が発見されて一カ月くらいかな?日本にも入ってきてしまいました、と。

 

でそこに便乗して自身の思想的、経済的な目標達成のために

たくさんの人たちが推論、暴論、ウソを拡散している。ように見えます。

 

よく見かけるのが実は感染者数は二桁くらいサバ読んでるんじゃないかとか

生物兵器なんじゃないかとか、マスクで防げるとか防げないとか。

アホなふりしてこれらに釣られると盛大なサムネ詐欺やタイトル詐欺で

中身がすっからかんのSEO対策でしかないことがよくわかります。

 

それでは何が有益な情報なのかというと、

①どうすれば自分や周囲の人間の感染リスクを低減できるのか

②感染した場合どういった症状がでるのか

③万が一自身に感染の疑いがある場合どういった対応が適切なのか

この3点に尽きると思うんです。

 

陰謀論とかオリンピック、景気への影響とかを酒のつまみに社会派ぶるのも大いに結構。

ただしそのへん語る前に基礎知識がもっと拡散されるべきだと思うんですよね。

以前衛生管理の所轄部署にいたこともあるんですがびっくりするほどみんな事実を知らない。

ノロウイルスなんかはほとんどの人が間違った認識をしてると感じています。

 

 

①どうすれば自分や周囲の人間の感染リスクを低減できるのか

手洗い、アルコール消毒の励行です。うがいはおまけ。NIPPONの伝統芸能。

ヒト⇒ヒトの接触感染、飛沫感染がメインルートなので

外出をしない、人混みを避けるというのもみんなが意識すれば有効でしょうが

あまり現実的ではないしこれ以上GDP下がったらウイルスより不幸な人が増える気がする。

俺社会派だからさぁー、俯瞰的に物事見ちゃうんだよね(チラッ

マスクは自己防衛手段ではなく自身からの感染拡大を防ぐためのエチケットです。

感染拡大に有用であることには違いないので勘違いしといてもらっても良いわけですが

感染してもマスクを恨むなよ、と。手洗いとアルコール消毒を怠るなよ、と。

 

②感染した場合どういった症状がでるのか

咳、くしゃみ、嘔吐、発熱。

あんまり風邪と大差ないので自覚しにくいんですよね。

最大2週間の潜伏期間があるようなので家族等に感染者が出た場合は

自身が不顕性ないし健康保菌者かもしれないという自覚も必要。

 

③万が一自身に感染の疑いがある場合どういった対応が適切なのか

これも非常に誤解している人が多いのですが、病院には行くな、が正解。

体力、免疫力の弱い方が集っている場所にウイルス患者が行くのははた迷惑もいいとこ。

ノロと同様にウイルス感染しているかどうかの正確な判断はなされません。特効薬もありません。

所感の保健所に連絡して指導を仰いでください。

 

 

はい、というわけで都市伝説や妄想論に励みたい方は

ここらへんの情報をきちんと抑えてからにしてください。

 

都市伝説や妄想論に励んでる方を見かけた際は

これらの基礎知識を有しているか確認してマウント取ってください。

 

性格悪すぎな笑

でわでわ

 

「経営」と「運営」の違い

こんにちわたいらです。

 

突然ですが経営と運営の違いってパッと答えられますか?

かくいう私も後ろ盾が無いままこの言葉を多用してきたので一応google先生に尋ねてみました。

 

経営:事業を営むこと。また、その運営のための仕組み。

運営:組織・機構などを働かせること。

 

なるほど!!わかりにくい!!

運営の定義をする前に運営って言葉を使ぅてしもとるがな。

で、差がわかりやすく表現されている定義をネットで調べていると

他人が答えを出していたりしたのでこりゃいかん、書くことなくなる!

と思ってタブを173個くらい閉じた次第です。ほんとは2個。

 

より具体的にするために「店」の経営と運営について考えてみましょう。

店とはなんでもいいんです。飲食店でも物販でもパーマ屋さん()でも。

 

一つ目の我ながら短絡的な結論として

経営者とは中長期的な収益最大化を目指す生き物です。

運営者とは目の前のお客様への対応を最優先しがちな生き物です。

 

これはごくごく自然な話でして、

経営者は出資したり運営者の給与を定額支払ったりとリスクを背負うわけですから

それらの回収をできるだけ短期に済ませて安定的に儲けの出る店をいっぱい作りたい

 

運営者は目の前にお客様がいるわけですからまともな人間なら

喜んでもらいたい、怒られたくない、と考えるはずです。

 

個人で店を出す場合だと経営者かつ運営者となるので

当然のようにどちらの感覚も身についていきます。

 

ただしそうでない場合、企業活動として店を出す場合は

運営側が経営者サイドから利益を出せと口を酸っぱくして言われる。

運営側は「すみまめん・・」って言いながらお客様やスタッフを守る。

結果数字はついてこない。

 

店長とかマネージャーとか呼ばれる中間管理職、運営トップは

収益、CS、ES の3つをバランスよく成長させることができずに

7倍~13倍のペースで老化が進んで胃に穴が開いて星になってゆく・・

 

構造上の大きな問題として挙げられるのが

経営層は運営側の苦労やストレスを理解してない。

運営側は経営層の苦労やストレスを理解してない。

 

経営層のトップともなるとそもそも運営を経験してなかったり、

「わしはこうして成り上がったんじゃ」って全然時代が違う頃の武勇伝を語る。

 

じゃあ悪者は経営層か!!ってなるかというとそうでもない。

あまりにも数字やマネジメントに頓着の無い運営トップが世の中多過ぎるのも事実。

運営トップの称号にあぐらをかいてただの置物になるケース。

運営トップとは言え、手として自分も働かなければいけなくてマネジメントする暇がないケース。

サービス、接客、商品が好きでやってる仕事だから数字みるだけでアナフィラ起こすケース。

 

と、まぁ経営と運営にはもはや慣習的といっていい計数管理における温度差があります

それでいて経営層がHPや自社スタッフ向けに「顧客最優先」とか声高に叫ぶもんだからもう大変。

頭の悪い運営トップが鬼の首取ったようなドヤ顔で「クレーム来ますよ?」なんつって。

「売上とお客様どっちが大切なんですか!?」なんつって。

 

たぶんすべての運営業に対して言えることなんですが、企業である以上は

収益の最大化がミッションであり、中長期でそれを達成するためにはCSが必須なわけです。 

だからってHPで「収益の最大化、それが私達のミッションです」(キリッ

なんてわざわざ言うバカがどこにおるんかっちゅう話です。

 

経営と運営における温度差を最小化させるためには

収益、CS、ESのすべてが大切で、こんな相関があって、迷ったときにはこう考えてください

というトップメッセージが必要だと考えています。

 

私はマニュアル作成を代行するにあたって必ずこれを冒頭に差し込むよう依頼します。

そこに矛盾しないよう行動規範、判断基準、詳細手順等を建付けていきます。

 

一度地方の飲食店の運営改善にあたった際、女子高校生のアルバイトが

斜めに立って髪の毛くるくる巻いてブスーっとして立ってました。

 

(ボーっと突っ立ってるとこわりーんだけどさ)

「トレンチ正面で持ってかかと揃えてまっすぐ立ってみよっか」

ってやさしくやさーしく腫れ物に触るように申し上げました。

まさかのレスポンスが返って参りました。

 

「えーーー、無理ですぅ」

 

もうこっちゃパニックですよ。

無理!?無理ってどゆこと!?かかと揃えるのが無理なん!?まっすぐ立てんの!?

 

採用時にまともなマニュアルがあれば最低限の心構えを植え付けることができたでしょうし

それすら理解できない、やりたくないのであれば不採用という判断もできたでしょう。

 

なかなか骨の折れる作業ではありますが、これを怠ると

ちょっとしたイレギュラーに対応できない、自分で考え動くスタッフを育成できない

脆弱なマニュアルしか作成できません。

憲法や法律の後ろ盾、前提がない区条例みたいなもんです。

 

経営、運営双方の視点を盛り込むことがマニュアル作成の最大のコツです。

 

でわでわ

飲食店の廃業率の高さたるやたるや

こんにちはたいらです。

 

飲食店は開業から3年で7割、10年で9割が廃業

っていうのは業界にいる人なら耳にしたことがあるはずです。

理由は至極シンプル、参入障壁が低く無謀なチャレンジが後を絶たないから

 

一番良くないのが感覚を感覚のままで商売しようとすることだと思います。

これくらいの商品をこれくらいの値段で出せばこれくらい人が来んだろ。

そしたらこれくらいの売上が立ってこれくらい儲かるんじゃなかろか。

これくらいはもちろん考えているでしょうが、

どこまでリアリティのある具体的な数値に落とし込めているかが重要です。

日で、なんなら時間で予算を組まなきゃだめなんですよ。

 

経営の傾く発端の多くは圧倒的な集客不足です。

この日のランチは何名、この日のディナーは何名のお客様が見込めるだろう

わかるわけないじゃんって日立ての予算作成から逃げ回っていると

イメージと現実の差異が生じたときの対策が遅れたりとんちんかんになったりします。

 

どこまでいっても雲をつかむような話ではありますが、

売上の予算を作成しながらでないと適正な家賃や要員数(人件費)が検討できないんです。

リスクを最小限に留めるための収入予算、物件取得、オペレーション構築。

この3点を鉛筆舐めながらバランスを取る作業は必須です。

 

とはいってもやったことない人からしてみるとなかなか骨が折れることでしょう。

そこでいろいろ調べているとうっかり遭遇する中小企業診断士や飲食コンサルの肩書の人々。

コンセプトメイクや設計コンサル、予算組みとかもトータルで面倒見てくれるんでしょう。

で、はい50万円♡ とかってなる。

 

もちろん優秀な方々でしょうし内容も十分価値があるかもしれないです。

ただこれから開業しようって人に請求できる金額とは思えないんですよね。

ITやら不動産で一儲けした法人がシャレで依頼する分にはいいんですが

そういった法人はそもそもコンサル業を毛嫌いする傾向がありますし。

 

事実として飲食コンサルみたいな人はめちゃくちゃ多いのに

これだけ飲食の廃業率が高いってことは社会的な本質的な意味合いでの

需給バランスだったり貢献度って部分では疑問を抱かざるを得ない。

わしはここをなんとかしたいんじゃ。

 

私も商人なのでどこまでも無料ってわけにはいかないんですが

真剣さはもちろん感覚ではなく現実的に数値で検討するお手伝いをした挙句に

「そりゃ無理じゃ!やめておけぃ!!」ってばっさり切り捨てたり

「ここの見通しが甘そうだからこんな計画はどうじゃろか」とご提案したり。

 

できるだけ近いうちにそういったパッケージを用意して

少しでも皆様方にお役立てできるよう努めて参りますゆえ少々お時間をください。。。

 

でわでわ

「怒り」と「イライラ」の発生源

こんにちはたいらです。

 

この話は何回か仕事でもお酒の席なんかでもしているので

あーこれ聞いたわwって人は恥ずかしいのでそっ閉じしてください(〃ノωノ)

 

なお私は心理学者でもメンタリストでもないただの根暗なので

エビデンスとか信憑性とか問われても知らんがなで終わりますから

そこはご理解ください。ただ過去そこそこの人数に刺さってます。

 

怒りとは「理解できないことに対しての鬱憤をを外向けに発信する行為」です。

ここまでは心理学の本買えば2ページ目くらいに書いてあります。

以降は私自身の見解とか対処法になりますのであしからず。

 

なぜ「怒り」「イライラ」を別で定義したかというと、

怒りとはヒトやコトなど輪郭の鮮明なものに対する感情

イライラはもっとふわっとした環境とか現象に対して発生する感情だからです。

 

だから怒りはその矛先となる対象がどのような心理、プロセスでその言動に至ったかを

分析することができれば絶対に発生しません。

そういう意味で私は怒ったら負けだと思っています。

自分の分析力、論理的推察力が至らなかったことを自分で証明してるわけですから。

 

そう簡単に負けを認めるわけにはいかないので怒ることはほぼないですが

たまーに「どしたの?なんかあったの?」みたいに言われて

「あ、イライラしてたかもしんない」って我に返るのと同時に

僕この人には心を許してるんだなぁ甘えてるんだなぁってきっしょいこと考えます。

 

結構斬新な意見だなぁと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

人は本質的ないし潜在的にはこのことに気づいています。

その証拠に怒ってる人に「怒ってるの?」って聞くともっと怒ります

「怒ってねーし!!」って。めっちゃ怒ってるやん笑

 

稀に(よく)見かける「あーイライラするわぁ」って自分で言っちゃってる人。

これは最上級におバカさんで自己顕示欲が強くて迷惑な人ですね。

逐語訳すると「何に対して何の理由かもわからないけどご機嫌斜めだから気を遣ってね♡」

ということになるのであまり関わらないようにしましょう。

 

自分やまわりになにかしらの不利益や嫌悪感が生じた時に、

「なぜこの人はこの言動に至ったんだろう」

「どこからどんな力が働いてどんなプロセスでこうなったんだろう」

と自分で考える癖をつけたら怒る回数は各段に減ります。

 

怒ってる人を見かけたら「あの人はこう考えたんだよきっと」って教えてあげる。

鎮めるのが最優先であったらそこに一言「バカだよね」って付け加えてあげる。

その人に成長してもらいたいんだったら「ちょっと大人になって冷静に考えてみなよ」って具合。

 

で、当たり前なんですけど議論することや叱ることは怒ることと全く別です。

そして怒りの感情を理性で封じ込めることは人として魅力的でないと捉えられる可能性があります。

 

暴走モード突入で痛い目に会いたくないんだったら

大人としてある程度必要なスキルだとは思いますけどね。

 

でわでわ

ホテルレストランの要員削減

こんにちはたいらです。

 

このブログでも過去に取り上げていますが

サービス業全体の人手不足、右肩上がりの離職率が叫ばれて久しゅうございます。

実はこれから述べるホテルレストランの要員不足解消法については

ずーっと提唱し続けているんですがなかなか事業者に届きません。

 

「お客様視点」のきれいごとを掲げてスタッフへの無理強いを続けると

必ずお客様に跳ね返りがやってきます。

そうなる前にドラスティックに構造を変えていかないと自分で自分の首を絞めることになります。

 

主たる方法論は以下の3点。

方法① コンセプトを分けたレストランを施設内に極力併設しない、減らす

方法② お客様に合わせるのではなくオペレーション目線で料理を提供する

方法③ コースを複数本用意しない。一本勝負。

 

なぜこれらが届かないかも私自身認識しております。大きく分けて以下の4点。

要因① 懐石、フレンチ、中華、イタリアン等、それぞれの伝統文化を守りたい

要因② ハード面の問題。すでに厨房もレストランも作っちゃってる

要因③ お客様やクライアントからの反発が怖い

要因④ 客単価の低下が懸念される

 

まず方法論側を軸に考察して参ります。

 

方法① コンセプトを分けたレストランを施設内に極力併設しない、減らす

中規模以上のホテルでは「和食」「洋食」「ブッフェ」のような

複数業態でレストランを運営しているケースが多くみられます。

連泊の方に対してバラエティを提供するだとか

お子様連れのお客様はブッフェに流さなきゃだとかって意見も出てきそうですが

じゃあそこに対応してお金になっているのかという議論がおざなりになってませんか?

連泊の方には多少でも追加料金を頂いて別のコースをご用意すれば良いのでは。

百歩譲って「コース」「ブッフェ」の2業態で十分です。

 

加えてコンセプトを分けた複数業態を出しておきながらそれぞれに

地の物を・・とか、オリジナリティのある料理を・・・とかめでたいこと言ってませんか?

お客様から「料理が毎年同じなのよね・・・」とか言われてませんか?

「地の物を使用したなんでもアリの創作コース料理」で解決すると思うんですけど。

 

和食の調理人、洋食の調理人をそれぞれ別で雇用しなければならないし

調理ほどでないにしろサービスも分けて教育しなければなりません。

会場を分ける分、必要要員数も多くなりますし。

 

和食、洋食、和洋折衷を同じ価格で出したら

7割以上和洋折衷に流れるんじゃないですか?感覚値ですけど。

 

 

方法② お客様に合わせるのではなくオペレーション目線で料理を提供する

バンケットではないコース料理の場合、基本的にはお客様の食事ペースに合わせて

ホールスタッフが厨房に調理のタイミングを指示し、提供を依頼しています。

これも一緒。お金になってないのにそこまで無理してやる必要ありません。

そんな悠長なこと言ってられる時代じゃないんですよ。

 

30分毎にお客様の予約を分けて、開店1時間後には

先付5人前とお造り8人前と焼物3人前と食事5人前と水菓子4人前が同時にかけられる地獄絵図。

うちは 17:45 と 19:45 の2回転制で食べ終わっていようがなかろうが

次の料理は自動的に出てくる、というのが当たり前になればかなり要員削減できます。

小学生のサッカーみたいな流動的一点突破型要員配置が正になるので。

加えて一組のお客様が3時間お席を占拠するという事態もかなり減らせます。

 

 

方法③ コースを複数本用意しない。一本勝負。

単価の取りこぼしが無いように、またお客様の嗜好に合わせて

松竹梅の3本くらいコースを用意しているお店が結構あります。

ムリムリ。厨房さん倒れちゃいますよ。ロスも出るし。

今月はコレ!! を1本用意して+αかメインのプリフィックスで単価を盛れば良い。

 

 

さて、次は反論となる要因についてぶっ潰して参りましょう♡

 

要因① 懐石、フレンチ、中華、イタリアン等、それぞれの伝統文化を守りたい

これはもうお話にならないですね。てめぇの店でやれって話です。

お客様ががっかりする・・と他人が言うならがっかりするという統計データと

がっかりが収益面の損失につながる根拠を数値で示してもらいましょう。

ちなみにフレンチとイタリアンのパスタ以外の差異はあるようでないです笑

 

 

要因② ハード面の問題。すでに厨房もレストランも作っちゃってる

はいきたコレ。これは解決できません笑

レストラン会場だけの問題ならまだしも厨房が別れているのは工事いれても厳しい。

ただしレストラン会場のパイが足りている場合は1業態やめることはできます。

もしホテルレストランを新設する場合は要員計画の話をたっぷり盛り込みましょう。

 

 

要因③ お客様やクライアントからの反発が怖い

うんうん、怖いですよね、でも先にも触れたとおり人が足りないんだから

そこを丁寧に、具体的に、ロジカルに説明して納得していただくしかありません。

クライアントから撤退できない契約になってる場合は無理にでも数字つくるしか。

 

ホテル、レストランの敷居、格式の話をされたならば

敷居、格式が数字作れることを証明してもらいましょう。私にゃ言えませんけど笑

間接的にでも伝えましょう。

 

 

要因④ 客単価の低下が懸念される

いや懸念されるじゃなくて客単価は落とす覚悟で改善の絵を描くんです。

業態やコースの本数減らして人工減かつ原価減の見通しを立てるのと同時に

 

単価減を補う喫食数増を見込める可能性もあると思いますけどね。

 

無理して引っ張ってきた調理人に無理してコース作らせて

無理な単価取ろうとして失敗した事例が山ほどあるはずです。

エビデンス取るのは難しいですが。

 

 

というわけで、私の持論を端的にまとめると

お客様に合わせたオペレーションと根拠のないバリエーションニーズを言い訳に

現状にすがりつくのは卒業しましょう。

「うちのホテルレストランの料理は今月このコース1本です!!」

変えることに対する内部のアレルギー反応は必ず起こるものですが。

某大手リゾートホテルチェーンは既にそれに近いですしね。

 

ゴリゴリの懐石、クラシックフレンチのニーズも疑ってみた方が良いですよ。

この先一番強いのは繁閑に合わせてブッフェとコースの使い分けのできるハードとソフトを

持っているホテルレストランです。これ結構自身ある。

 

今回は少しニッチなお話になってしまいましたが勘弁してください。

でわでわ

楽してオシャレに見せる方法 【おっさんカジュアル編】

こんにちわたいらです。

 

豪快にタイトル詐欺を図ってみました。

だって本当にオシャレな人は楽してない人ですから。

歩きにくい靴履いたり、多少の暑さ寒さは我慢したり、

Tシャツ重ねて刺し色したりパリッと見せたり。

 

別にオシャレって言われたいわけじゃなくても

「人は見た目が9割」って言われたりもするくらい第一印象は左右されます。

大したポリシーもこだわりもないんだけど

見た目で損するのはもったいないよね、という意見に共感する人は読んでみてください。

 

私自身は裏原宿世代のゴリゴリのブランド主義者でして、そのあたりを紹介したところで

「いい年こいて・・・」「そんな無駄に高いもん買うかい」と言われること受け合い。

ファッションに全然興味ないけどイケてないと思われるのは嫌だ

というわがままな青年からおっさんにかけてをペルソナに設定。

わりと万人受けするはずの小奇麗なカジュアルを目指します。

 

一番簡単な方法は30万円握りしめて新宿伊勢丹か銀座Dover言って

それっぽい店員捕まえて「なんとかしてくれんかのぅ・・・」という方法。

まぁ3日後には目も当てられない格好してそうですけどね。

 

私なりに入口を狭くして誠実に解説しますと、

パンツ、Tシャツ、靴 この3点のチョイスが当たり前に大事。

背格好や体形によってもちろん差は出てきますが

この3点セットのサイジングを間違えなければ事故死は免れます。

 

【パンツ】

やや細身のノンウォッシュのデニムにしてください。

裾を長めに残すと靴によってロールアップできるので便利です。

 

で、絶対に洗わないことを約束してください。色が縦落ちするから。

じゃあふとぅーのコットンパンツがいい~とかいうかもしれないですが

ようわからんのにコットンパンツを履くのが一番の過ちです。

全身の素材感が一緒だとシャレてない感めっちゃ出がちなのです。

ようわからんなら細身のノンウォッシュデニムを黙って履いてください。

 

ブランドはユニクロでも構わないとは思いますけど

リーバイスとかのアメカジブランドはお勧めしません。

魂のこもってないおっさんカジュアルは小汚いだけですから。

ちょっと頑張ってA.P.CとかFACTOTUMあたりをPUSHしておきます。2~3万。

 

ベルトはやっすい紳士服店とかの意味わからんペラペラベルトなら巻かない方がマシ。

スーツと併用しようなんて甘っちょろい考えは今すぐ捨てなさい(キリッ

塗が剥がれて割れてそれはそれはだらしなくなってしまいます。

厚手でバックルがしっかりしたものを選ぶようにしましょう。

 

【Tシャツ】

これ一番最適解を出すのが難しいんだけどあえて一点プレゼンするなら

丸首無地厚手、胸ポケ付きで万歳したらバックルが見える着丈のやつ。

 

薄手なら中にもう1枚Tシャツ重ねればOK。

いわゆるカットソーでもいいけど怠惰なおっさんはテロテロになっても着続ける。

無地なんだけどどう見ても部屋着じゃないよね、ってとこが一番失敗しにくいと思います。

ラバープリントとかパターンものはダメじゃないけど危険です。

 

 

【靴】

ちょっと素材感のあるハイカットスニーカーをお勧めします。

 

GENERIC SURPLUSというブランド本当におっさんにもおすすめです。

白Tに白スニーカーはガキっぽくなるのでグレー、カーキ、キャメルあたりが良いかと。

ボリューム控え目のハイカットはマジ年中無休で大活躍します。

スウェードはちょっと夏NGやけど・・・

 

 

よし、これで三種の神器が整いました。

あとはこれに+αして暖を取ればいいだけです。

薄手のチャコールスウェットジップパーカー + 濃い色のブルゾン とか。

 

ボタンダウンのシャツとかプルオーバーアウターは大事故の元です。

あと重ね着はサイジングに気を付けないと見た目的には逆効果なのでご留意ください。

本当に寒い時期私はブルゾンをコートやダウンにして乗り越えています。

 

大人向けカジュアルの大事なポイントをトータルでまとめますと

・トップスのボリュームが出てもいいようにボトムはタイトめに

・素材感を全身のどこかでアクセントとして使う

・色はともかくサイズとシルエットは妥協しない

といった感じです。

 

少しでも参考になれば幸いです。

でわでわ

 

 

 

言われやすい属性の人と対処法

こんにちわたいらです。

 

5年10年社会で息してる人だったら誰しも一人は見たことがあると思うんですけど、

何やってもよくわからんことで怒られる人っているじゃないですか。

もちろんよくわからんことで怒る人がいるからこそ成立する現象ではあります。

そっち側の人間はたぶん人知れず自分の無能さを自覚している人

何かしらコンプレックスを抱えてる人が石橋を叩いてマウント取ってるんでしょう。

 

自己評価と他己評価のギャップに苦しんでいたり

相対評価の逆転を未然に防止するために上下関係を外からも見えるように、って浅知恵。

私的なコミュニティでもみられる現象ですが今回はお仕事関係メインで書いてみます。

 

実はそういった言ってくる側の人達が百害あって一利もないかというとそうでもなくて、

「あいつうるせーからここまではやっとかねーと」ってなったり

「あいつ黙らせようぜ」で一部チームの結束が高まったり。

意味わからんいちゃもんでも生産性向上にこっそり一役買ってたりするケースもあると思われ。

 

で本題の言われやすい属性の人の特徴について考えてみたいと思います。

教えられた通り、マニュアル通りに仕事したのに何故か怒られる。

3人のチームでやった仕事なのに何故か1人だけ怒られる。

2人のとき言えばいいのに無駄に大勢いる前で怒られる。

 

イジメられる側、言われる側にも責任が・・というのは

基本的にはイジメる側、言う側をグリップできない責任者の言い訳でしょう。

 

言われて当然のことをしている人の話してもしょうがないんで

一定標準以上のスピード、質の仕事をして文句ばっかり言われる人について中心に書きます。

そういった人達に責任は無くても改善点、対処法はあると思うので

私の考える対処法についても後述していきます。

 

 

まず取引先やお客様から理不尽な要求や説教を食らいがちな人。

これの対処法は非常にシンプルで、不用意に謝らないことにつきます。

 

ただしそこから火がついてコンプレや失注につながることは避けたいので

私のおすすめする言い回しとしては

「ご不快な思いをさせてしまったことについてはお詫び申し上げます。

しかしながら弊社はこういった基準(マニュアル、契約、約束)の中で

業務に取り組んでおりますので恐れ入りますがご理解ください。」

みたいなこと言う。

 

後ろ盾となる基準(マニュアル、契約、約束)に不備がある場合は

まずそこから固める作業が必要ではありますが、

そんな基準があるんや・・・やべ、こいつアホやないんや・・・

と自身の正当性と誠実さを伝えてあげてください。

 

よく電車の中で「ただいま送風を使用しております」みたいなアナウンスありますよね。

自社基準で社内温度をきちんと管理していますよ

あなた一人に暑い寒い言われても個別には対応できませんよ

というアピールなわけですね。知らんけど。いやたぶん間違いないでしょう。

悲しいかな駅員さんという職業が既に言われやすい属性を持ってそうですからね。

「うちの子が風邪ひいたらどうしてくれんの?!」とか言うバケモンいくらでもいそう。

 

 

で、次は社内のケース。

これも基本的には自身の正当性を主張する以外に無いんですが、

まずは自身の業務の質、スピードが求められる水準に達しているかどうかを客観的に確認する。

一番良いのがマニュアルや上職に確認して裏を取ること。

基準があやふやで判断がつかない、もしくは達していない場合は戦うしかないです。

 

さぁてどう戦いますかね。

基本的に言いたがりの人はロジカルではない感情的な人なはずです。

感情的な人がどんな考え、気持ちで言ってくるのかを考えれば対処は簡単です。

感情的な人に感情論をぶつけるのは一番無生産で自分の評価まで下げてしまいます。

 

幸い私は脳みそ筋肉のごりごりロジカル人間ですので

「いたずらに同じことなんべんも言われたところでモチベーション下がるだけなので

私に求めるレベルを明確にして何かしらデータに落とし込んでもらえますか?

そこを目指して最大限努力しますので」

ってとこでしょうか。かわいくないでしょう?(笑)

 

何も言い返さずにしょんぼり我慢することが相手のドーパミンを分泌させるので(知らんけど)

「なぁんだ、こいつ黙って言わせてくんねぇのか・・・」

「こいつも何も考えてないわけじゃねぇのか・・・」

と思わせることで次第に上からもの言って大丈夫リストから外されていくはずです。

 

ちょっと趣旨からは外れますが和食のレストランで予約管理業務を行っているときに

「お子様膳に使用している食材の原産地をすべて調べてください」とか

「一時間後に〇〇懐石を8人分用意してください」とか

無茶苦茶なこと言ってくる人はたくさんいました。

 

そのたびに私は総料理長のところへ相談しに言ってボッコボコに怒鳴られました。

要求も理不尽だけど相談に行った私を怒るのも理不尽じゃないですか。

「無理を申し上げているのは承知しているのですが、

私のところでお客様のご要望を止めるべきではないと考えてご相談に上がった次第です」と。

 

最初はあまりの可愛くなさに当たりが強かった総料理長も

私がその態度を徹底し続けたらレスポンスは確実に変わっていきました。

 

たいら 「総料理長!落ち着いてきいてくださいね?!怒っちゃやですよ?!」

総料理長「なーんだよ、おめーが来るとロクなことねーんだよ」

みたいな感じです。

 

 

お茶を濁さずに!言われやすい人の特徴をまとめると、

・客観的に能力値が低い人

・言ってくる側の心理を理解できない人

・言い返して来ない(来なさそう)な人

のいずれかです。

 

したがってその対処法は

・客観的な能力値を上げる、もしくはそれに必要な努力を誓う

・なぜ自分にこんなに言ってくるのかを推察する

・感情論ではなくロジックで反論する

ということになります。

 

そんなことできないよぅ・・・と思ったとしたならば

そんなことできないよぅ・・・と思ってしまうネガティブな思考回路が言われやすい要因です。

冷たいようですが言われっぱなしの人生になっちゃいますよ?

 

向上心と論理的思考があれば声が大きいだけの無能なヤツに負けることはありません。

なんかいつもと毛色の違う啓発職人みたいになっちゃってすみません。

 

よかったら参考にしてみてください

でわでわ

カラオケの採点機能

こんにちわたいらです。

先日店舗対抗のカラオケバトルでブッかましてきました。

DSTAND.jpg

 

ちょっと画像が粗いのはご愛敬です。

 

で、カラオケで対決となるとどうしても採点機能を使うことになるわけです。

はい、めちゃくちゃ嫌いなんですよね、あれ。

 

100歩譲ってオリジナルの音源ベースで再現性を採点してるならまだ良い。

だがしかしヤツは他人が歌を楽譜に落とし込んだデータをベースにしてきやがる。

オルゴールをマイク取りしたらそれなりの点数出るんジャマイカ。知らんけど。

 

もちろんメーカーも企業努力の末、試行錯誤した挙句に

シャクりとかビブラートとかフォールを技術として拾ってくれるやつもある。

でもそれをポイントとして拾うのは何処の馬の骨ともわからん奴が

やっつけ仕事で楽譜に落とし込んだデータに他なりません。

 

歌が上手な人でちゃんと点数がでる人はたくさんいる。

それは余計なことしない人。楽器のように音を丁寧に置きに行く人。

決してそういう人を否定する気は毛頭ございません。

たぶん吉田美和とか、BUMPのフジくんとか、米津とかは点数高いひと。

ワンオクTAKAとか玉置浩二とかミスチル桜井さんとかは意外と取れないひと。知らんけど。

 

上みたいなレジェンド達と比較するのはおこがましいですが、

当日は私ともう一人、特殊な訓練を積んだニューハーフを溺愛するボーカリストがおりまして。

楽器隊の中で歌うということは楽器に埋もれることなく調和しなくてはならないわけでして。

もちろんいろんなジャンルやスタイルがありますが私もKも

オーディエンスに向かって顔面パイを投げつけるスタイルの歌い手でして。

独自の表現で歌うことを愛するあまりに全っ然点数取れんわけでして。

 

結果から言うとそれでもド楽勝でしたけどね(ドヤ

でも私もKも点数面では足を引っ張らなかっただけみたいな感じでしたね。

 

「歌が上手」という最大公約数的な評価より

好きで聞いてくれる人の毛穴を開くことに注力(全身、特に背中)して参りました。

①ココイチの声量を強調するためにAメロのピッチを微妙に下げたり息多めで表現する

②エッジボイス含めて声に歪みや倍音の要素を含ませる

③ちょっとモタってる走ってるかと思いきや次のスネアでバチっと合わせる

④マイクを30㎝以上離して生音メインで届ける

このような命懸けで培ってきた魂が「ヘタクソ」として切り捨てられる。

 

かなC

 

不特定多数の前で歌うんだから最大公約数的な歌い手にPretenderしろと思われるかもしれません。

それは出来んのじゃ。書いてあるやろ。命懸けで培ってきた魂なんじゃ。

 

気持ちよく歌って点数が下振れしにくい選曲としては

あいみょん、イエモン、RADWIMPS あたりですかね。

まぁ間取ったところで大して気持ちよくないし大した点数が出るわけでもないので

次回も性懲りもなく振りかぶって顔面パイを投げつけてこようかと思います♡

米津歌って「じょうず~」って言われたところで私の魂の傷跡は癒えない。

たまに歌うんだけど笑

 

でわでわ 

営業職のマニュアル作成

こんにちわたいらです。

 

意識の高い私は本日道玄坂エクセルシオールからお送りしております。

アイティー系ボーイズがブレストでオブジェクションのコミットにトライしてる。

ちっちゃいアイスコーヒーで¥400もするのね。盛大にチビるところだった。

何をチビるかだけは絶対に内緒です。

もうほぼ一択ですけどね。二択目が生じたらインシデント。

 

「副詞の呼応」ってありましたよね。懐かしい。関係ない。

ゆめゆめ + 打ち消し ⇒ ~するな

みたいなアレです。もはやこれくらいしかパッと出てこん。

 

この度初めて営業職スタッフ向けのマニュアルを作成させていただくことになりまして。

私自身わくわくするのと同時に責任の重さをひしひしと感じております。

 

何を隠そう私営業職というものに専業で就いたことがありません。

今は自分の仕事を取ってくるための提案なんかはしてますけどご紹介メインですし。

自分で営業先を見つけて商品を提案、ご購入いただいて収入につなげる

というのは本当に大変なお仕事で、豆腐メンタルの自分は非常に不得意です。

 

仮に全ての人に対して完全栄養で副作用も過剰摂取リスクもない

スーパーサプリメントがあったとしましょう。んなもんねぇけど。

それさえ飲んでれば3食コンビニのおにぎりで無問題!!

1日1錠、100錠入りのボトルが今ならなんと¥3,000!!!

 

超聖水は置いておいて、そのサプリってどう考えてもめちゃくちゃ優れた商品じゃないですか。

そのめちゃくちゃ優れた商品を売るのはめちゃくちゃ大変なんですよ。

だってめちゃくちゃ胡散臭いじゃないですか。

 

商品の性質が優れていればいるほど見込み客の疑念は高まります。

商品の性質が優れていなければ実直な商売が続けられなくなります。

 

これがサプリのようなモノ商品ならまだマシですよ。

情報商材だったら?コンサルティングだったら?

この疑念を取り払ってくれるのがブランディングの役割であり真骨頂ですね。

 

そもそも営業されることを敬遠する人はたくさんいます。

見込み客を掘り起こし、営業であると認識され、

それでもなお話を聞いてみようと思わせ、信頼を勝ち取り、必要性を説いて

販売実績を積み重ねていくという、一筋縄でいくわけないお仕事。

 

当然お客様のことなので多くを語ることはできませんが

営業スタッフとその見込み客にとって有意義なマニュアルとなるよう

全身全霊をかけて作成に取り組んで参ります。

 

でわでわ

おでんは主菜として認められるのか

こんにちわたいらです。

 

今日は2月9日、肉の日です。知らんけど。

毎月29日を肉の日としてちょっと割引したりなんかしてるお店ありますよね。

年イチの2月9日の方が明らかに肉の日としてのポテンシャルを秘めているので

29日を肉の日として1割引きしてる店は12割引きしないと刑法29条により罰せられます。

 

普段カルビ500円で出してる店は、2月9日に限り

カルビをご注文のお客様に対してお代を頂かず100円払うということですね。

カルビを食べるだけの簡単なお仕事。まぁ全部ウソなので右から左へ流してください。

 

そう、2月9日が肉の日かどうかはどうでも良くて、

大事なことは今とっても寒いということなのです。

私、うっかり呟いてしまったわけですよ。

「こう寒いと鍋やらおでんやら食べたくなるわよね」

今思えば不用意でモラルの欠如した発言だったと深く反省しております。

 

すると案の定私の発言に対するアンチテーゼがおおきなうねりとなって杉並区を包み込みました。

「おでんほどおかずにも酒のつまみにもならない食べ物はない」

私はなるべく早く自体の収集を図るべく

「ですよね!あんな半端もん無くなってしまえばいいのに!」

今思えば不用意でモラルの欠如した発言だったと深く反省しております。

 

すると案の定私の発言に対するアンチテーゼがおおきなうねりとなって世田谷区も包み込みました。

「NO ODEN NO LIFE!!」

どうやらみんなおでんは好きだけどご飯のお供としてのポジションは確立されていない。

 

コンビニでおにぎり2個とおでん3~5種程度購入して

おうちのこたつで食べるのはとっても幸せなことである。

 

しかし唐揚げやハンバーグと肩を並べた気になって

シャリとみそ汁と一緒に出てきて「自分主菜っす。」ってイキられても困る。

 

これが私の周りの意見でした。まぁ私も概ね同意。

ただしおでん業界で不動の人気を誇る大根はもうほとんど汁物カウント。

副菜ヅラをも許されないという厳しい結果となりました。

 

そこでみんな思ったわけです。

「おでんの大根っておいしいよね」

主菜であることも副菜であることも許されないのに愛される彼の不思議な魅力。

もうみんな大根の口になっちょる。

 

大根への罵詈雑言のお詫びも兼ねて、

そこいらのコンビニの大根買い占めようという結論にいたるまでさほど時間はかかりませんでした。

おでん.jpg

いや一人ね、「今なら30DKN食える」って言ってる男がいたんです。

みんなも食べたいし、コンビニ5件くらい駆けずり回って合計43DKNを用意。

 

30DKN食えるって言ってたボーイは25DKNで脱落。

その後残りのみんなで美味しくいただきました。

私も8DKN頂いたんですけどね、いやおいしかったんですけどね、

練り物やら卵も食べたかった。

 

学習しない我々は誓いました。

「今度ははんぺんだけでやろう」

 

次回、人はおなペコ状態から何HPN食べられるのか。

 

乞うご期待。やるか知らんけど。

でわでわ。

 

ON/OFF キッチリしてるマンは優秀なのか

こんにちわたいらです。

 

ここ2カ月くらいで3人の自称「ON/OFFキッチリしてるマン」に出会いました。

正直3人目は半笑いの誘導尋問でしたけど 笑

で、3人共私の主観では優秀じゃないマンだったので考察してみよう、と。

 

昼間はビジネスマンとしてバリバリ成果を挙げていて

プライベートは仲間達と馬鹿やったり子供達にメロメロなダメ親父だったり。

うん、どう考えても素敵な人としか思えない。

 

遅刻スレスレで鼻風船膨らませながら出社してるくせに

オンタイムになった瞬間ウソみたいな高いパフォーマンスを見せる。

これはこれでかっこいい気がする。

 

ここまでで既にお気づきの方もいらっしゃるでしょうがそうなんです。

自然にON/OFFキッチリしてるマンは優秀なんだけど

自称ON/OFFキッチリしてるマンは優秀じゃない説 をこれから展開します。

 

私自身はどうなのかなと考えた時に、たぶんON/OFFキッチリしてないマンです。

一人で会社やってるもんだから悲しいかなON/OFFを見せる相手がいないし

常に情報と思考のアンテナを張ってたい気もするから完全OFFモードに価値を感じない。

自分が優秀かどうかの議論を棚に上げるスキルは優秀なようです。

 

もちろん仕事中にギア上げたりスイッチ入れたりしなきゃなんないときはありますよね。

お医者さんが手術室に入る時、芸人やミュージシャンがステージに上る時、

お店がオープンする時、初対面の見込み客にプレゼンする時。

「よっしゃ!」ってならない人はそうそういないし正常ではないと思います。

 

それはそれとして、ここで言う自称ON/OFFキッチリしてるマンというのは

仕事のON/OFFを成果ではなくて時間で計りたい人種なんだと思うんです。

だからこそ「今忙しい」「もう仕事終わった」を強調したがる。

そうしなければ自分の存在意義が危ぶまれてしまうわけです。

 

優秀な人は例外なくゴールから逆算してスケジュールを組みます

中長期は当然のことながら「今日ここまで終わらせる」が習慣化していて

だからこそそこまで終われば勝手にOFFになれる。

 

そういう人に限って自然発生的に周囲やお客さんから急な予定が刺し込まれます、

でも「今日ここまで終わらせる」ことは決めてるから急がなきゃならない。

すると勝手に自分の中で時間配分の最適化と業務効率向上サイクルが出来上がる。

もう完全に無双状態。手が付けられん。

 

私の見てきた中でも、残念ながら優秀でない人は発生ベースの仕事を言い訳にして

そのまま業務スケジュールが後ろ倒しになっていきます。

期日もろくに守れねぇヤツがいっちょまえの残業代を手にして

「やれやれだぜ」なんつってるわけですよ。

これを読んでる方の周りにもきっといると思います。

これを読んでる方がそうでないことを祈ります。笑

 

その残業代を他己評価と勘違いした挙句に生活給になっていく・・・

優秀な人がそれを見てヘソを曲げる・・・

残業代システムは生産性における社会悪の側面を多分に持ち合わせています。

 

自称ON/OFFキッチリしてるマンがAIにごっそり仕事を奪われて

自然にON/OFFキッチリしてるマンが正当に評価される

そんな世の中になることを切に願ってやみません。前者は妬みですけど。

長い目で見るときっとそうなっていくでしょう。知らんけど。

 

でわでわ

飲食店スタッフの離職率低減のために

こんにちわたいらです。

 

今回はアルバイトをはじめとしたスタッフがなかなか定着しなくて困っている

事業者、経営者の方に向けて考え方とその対策を書き連ねたいと思います。

飲食に限らずあらゆる運営業において共通する部分も多いので参考にしていただければ幸いです。

 

私も飲食の現場で採用面接や受け入れ時のティーチングをたくさんやってきました。

猫の手も借りたいくらいの欠員状況が常態化している業界ですから

とりあえずひっかかった候補者は放り込んでみる、というケースもあると思います。

私もそうした結果3日で飛んじゃったなんてもう慣れっこでした。

 

すぐ辞めていくスタッフから辞める理由について本音を聞き出すのは難しいですが、

本人が業務内容をナメていたり、教育が雑だったり、

他スタッフを含めた環境に溶け込めなかったり、といったケースが多いと思われます。

 

これらを未然に防止するため、採用時に意識していただきたい点が

①すぐ辞めそうなスタッフ、極端にモチベーションの低いスタッフはそもそも採用しない

②採用される側の不安や関心事をフォローする

③採用や受け入れを行うスタッフは限定する、可能であれば経営者、責任者ご自身で行う

以上の3点です。当たり前のようですが。

それらを普遍的な情報でカバーするため、導入用のマニュアル作成を強くお勧めしています。

 

①についてはそうは言っても・・という方もいらっしゃるでしょう。

しかしながら現場はいくら人が足りないからと言っても採用した日から

早くても数日間は他のスタッフを教育にあてがうことになります。

仮に時給@1,000円で30時間で辞められてしまったとしたら

現場の損失は¥30,000ではなく¥50,000くらいになるというコスト感覚を持ちましょう。

 

コミュニケーション能力が低ければスタッフやお客様とのトラブルが懸念されますし

レスポンスや質問がないスタッフはあまりにマインド、意識が低すぎるかもしれません。

一方的にこちらがテンプレートを話すだけではなく問いかけるプロセスは必須です。

 

②は日常的に採用活動を行っている方ほど忘れやすい視点です。

優秀な人材ほど具体的な疑問点、懸念点を多く持っているとご認識ください。

まずはアイスブレイクで緊張をほぐし、質問できる環境を整えてあげることが先決です。

三分咲きでも良いので笑顔を見てから実務的な内容に入りましょう。

 

とくに給与、昇給に関することや求められるスキルレベル、職域については聞き辛いものです。

聞かれなくても事業者発信で明確に伝えることで本人のモチベーションにもつながります。

 

③についてはもちろん事業規模等にも依りますが、

その日の出面を見て良くも悪くも適当な中堅所をあてがうのが最も悪いケースです。

いくら信頼していても優秀なプレイヤーが優秀な教育を施せるとは限りません。

先輩、上司によって言ってることが違う、というのは運営業あるあるですよね。

教育はこのスタッフが言っていることが正である、という状況を整えることが重要です。

 

 

冒頭に述べた通り、これらに対応した導入マニュアルを作るべきというのが趣旨ですが、

導入マニュアルが導入時で忘れられる独立したツールであってはなりません。

店舗のコンセプトや接客マインドを導入マニュアルとしてわかりやすく落とし込み、

ステップアップした後の商品知識やオペレーションを肉付けしていく。

そして既存スタッフも含めて共有するというのが

運営業、とりわけ飲食店の正しいマニュアルの在り方であると考えています。

 

そうすることでスタッフが同じ方向を向き、同じ方法で業務に取り組み

離職率の低減=スタッフの定着率安定 を実現することができます。

 

でわでわ

看板メニューに関する不真面目な考察

こんにちわたいらです。

 

先日とあるガチムチ系大先輩が

「今日〇〇屋行って焼肉食ってきただの。お腹いっぱいだの。」

と言ってきたんですよ。

 

〇〇屋というのが私の経験とイメージではくそマズいチェーン店でした。

その方決して馬鹿舌でも貧乏人でもなくてエンゲル係数高い系男子だの。

私は怯えながら震えた声でちっぽけな勇気を振り絞りました。

「あ、あの・・・お言葉ですが、〇〇屋ってくそマズくないですか?」

 

スゴゴゴゴゴゴ・・・・

 

持っていた緑茶ハイのグラスを握りつぶし、彼はバトルモードへとトランスフォーム。

 

とは言え私もおいそれとは引き下がれません。

体中の穴という穴から排泄物を巻き散らかしながら立ち向かいます。

 

フリーザ様が言うには「上等なお肉頼めばそれなりにおいしいだの」。

もう我慢できん。

 

「焼肉屋の価値は一番ゲスいカルビで決まるんじゃい!!」

・・・と、思った。

ちょこーんと座って「そなんですね」ってアイスコーヒー飲んでスマホちこちこしてた。

 

看板メニューってのは「ここ行ったらこれ食っとけ」の名刺代わりのメニューのこと。

ん?いや今ぼくが勝手に決めただけだよ?

それは店が打ち出す場合もあるし勝手に口コミで広がる場合もございます。

オンメニューしてないレバ刺しなんかが数量限定で名物になってたりもしますし。

 

ちょっと極端な話ですがある程度の単価でA5ざぶとん出してたら

そりゃうまくて当然だろって話なわけでありまして、

切った肉を出すだけの焼肉屋は流通と保管、提供までのオペレーションが勝負なはず。

だったら一番廉価な肉のコストパフォーマンスで魂レボリューションってのが私の意見。

 

念のために言っておきますがそんなに賛同が得られるとも思っていないし

お店の楽しみ方はお客様が決めるものだから事業者のエゴであるのも正しい姿ではないです。

 

というわけで「業態別 これ看板メニューにしといてくれよ選手権20連発!!」

いってみよう!!

 

①イタリアン ⇒ ペペロンチーニ

素材の良し悪しが重要ではなくて、いつ行っても安定してることが大事。

だから初めてのお店は一番難しくて一番基本のアリオリを食べてみたくなる。

これはそれなりにうんうんって言ってくれる人が多いのでは。

 

②ピッツェリア ⇒ しぶしぶマルゲリータ

だってバジルがあんまり好きやないんやもん。

生ハムルッコラとかクアトロフォルマッジはちょっと違う気がする。

マリナーラが本来アリオリのポジションなような気もする。

 

③寿司屋 ⇒ 小肌

理由はほとんど上と一緒。安い食材がいかようにも化ける。

フードのみ単価1万円とか超えてくるとこれも旨くて当然の部類に入るからちょっと違うかな。

おまかせにちょくちょく自分の好みを差し込んだトータルの評価しかできない。

 

④定食屋 ⇒ 生姜焼き定食

外で食べる生姜焼きはほとんど生姜の香りがしない。

漬けダレと仕上げでちゃんとひと手間加えてないと

ただの豚の甘辛炒めであって生姜焼きナメんなってなる。

 

⑤居酒屋 ⇒ 接客

なんやねんそれってなるけどこれマジ。詳しくは過去記事をロムってください笑。

職業調理人がいるかいないかはメニュー見れば大体わかります。

いるなら出汁巻き、いないならお造りってとこかな。

 

⑥フレンチ ⇒ ポワソン

肉料理は牛焼いて出すだけなんで笑 私はアニョ食べたいですけど。

表現に多様性があってお客様の期待値も高いメニューってことで。

 

⑦焼き鳥屋 ⇒ 砂肝

ハツも悩んだけどどっちにしてもただの好みですすみません。

焼き鳥屋は1本目出てきた瞬間にほぼ当たり外れわかりますよね。

串打ちって意外と素人には出来ない芸当です。

 

 

⑧オーセンティックバー ⇒ ドライマティーニ

よう知らんけど。そもそもショート飲まんし。飲んでグラスホッパー。

でも氷が溶けてるはずなのに最後の一滴でピタってなる人見るとすげーって思う。

製氷機の氷でシェイカー振ってる時点でショート出しちゃダメですよね知らんけど。

 

⑨シアトル系カフェ ⇒ カフェラテ

フルオート、セミオート問わずほとんどマシンの仕事ですから

豆の品質とスチームミルクのオペレーションがカギになります。

同じチェーンでもやっぱり本場のセガフレードは1ランク違います。

 

⑩純喫茶 ⇒ ドリップコーヒー(おすすめ)

サイフォンはまた別ですが手落としはびっくりするくらいバリスタの熟練度で味が変わります。

リフィルのサービスや居心地の良さも大きな要素にはなってくると思います。

 

 

まだ10までしか行ってない。大丈夫かこれ。

 

 

⑪蕎麦屋 ⇒ もり

と言いながらも正直天ぷらや鍋焼きに期待することも多々あります。

でももりそばマズい店は何食ったって期待できないでしょう。

 

⑫ラーメン屋 ⇒ 1メニューで勝負して!!

トッピングはいくらあってもいいんですけどね、

味噌と醤油と塩と辛いの置いてる店見るとほんとかよって思う。

主旨とズレるけどチャーシューご飯とか明太高菜ご飯とかでがっかりすることが多々ある。

 

⑬インドカレー ⇒ バターチキン  + ナン

カレー屋っていうとどうしてもレトルトになっちゃうから苦肉の策でインドカレー限定。

スタッフはほぼネパール人という驚愕の事実。

バターチキンにしてもグリーンカレーにしてもガンジスの香りを漂わせながら

いかに日本人向けにカスタマイズしてくれてるかが大事よね。辛いの苦手なんや。

 

⑭中華料理 ⇒ 麻婆豆腐

だから辛いの苦手って言うてるやん・・・永谷園で精一杯。

でも八角利かせるのか、ヒィヒィ言わせるのか、痺れさせるのか、

麻婆豆腐が好きな店を好きになるという意味で親和性は高いのかな、と。

餃子小籠包もそうだけど自分である程度カスタマイズできちゃうから無念の脱落。

 

⑮パン屋 ⇒ クリームパン

バゲットやろ!食パンやろ!って怒号が聞こえてきそうですが。

焼き上がりからどんくらい経過して切ってどんくらい焼いたのかで全然話ちゃいますやん。

だからってクリームパンってなんやねんって言われるんだろうなぁ。

カスタードがすっきゃねん・・・しゃあないやん・・・

 

 

「もうやめて!たいらのライフはとっくにゼロよ!!」

「負けるとわかっていても戦わなきゃならねぇ時があんだよ」

 

 

(思い出した)

⑯日本料理(懐石) ⇒ 先附、突き出し

すぐに出さなければならないこともあり常温や冷たいものが出てくることが多いです。

どうしても八寸とか焼き物、強肴とかに原価、人的資源、気合を割きがちですが

最初のメニューでどれだけこの後のメニューへの期待感を演出できるかはとっても大事。

 

(もはやメニューですらない)

⑰ガールズバー ⇒ キャストの質

これは見た目でも性格の良さでもない。

遊びに来るんじゃねぇ、明るく楽しく気ぃ遣って仕事しろっちゅうねん。

教育マニュアル作りますよ。

 

(精魂尽き果てた)

⑱キャバクラ ⇒ ワンセット利用時のパフォーマンス

初回利用時のワンセット利用で想定の範囲の請求が来れば

「安心して遊べるお店」認定が下される。

ガールズバーと違ってキャストの質はこの後にやってくる。

 

(覚醒)

⑲パティスリー ⇒ クリームブリュレ

ショートケーキ?生チョコ?

何度も言わせんじゃねぇ、俺ぁカスタードが好きなんだよ。

尚ちゃんと火を通すのでプリンと違ってカロリーゼロ!!!

 

(最後っ屁のやっつけ)

⑳スーパー ⇒ 豚バラ

野菜だと価格が安定しないし最小ロットがまちまちだからコスパの単純比較が困難。

一発で、単品で見極めるなら下ブレの大きい豚バラで決まり。

一発で、単品で見極める必要は一個もないけどね!飲食と違って買わなきゃいいんだから!

わし自身葉物の相対価格、品質と緑マウントレーニアの価格で優劣つけがちじゃしのぅ。

 

 

いやぁ、やり切ったわぁ

お願いだから何の参考にもしないでくださいね♡

 

でわでわ

フェミニストとネトウヨ

こんにちはたいらです。

 

今回はタイトルにある通り極めてデリケートな話題について

あんまり見てる人がいないうちに考察してみようと思います。

 

フェミニストとネトウヨがなんで同じテーマに入るねんって思う方いると思うんですけど

実は「リベラル」とは何ぞやってのを考えさせられる機会があって

リベラルの代表格であるフェミニストと

保守派の代表格であるネトウヨについて

それぞれ理解を深めなければならないと思った次第でございます。

 

なのでリベラルをテーマにした記事もいつになるかはわかんないですが

書くことになるのかなぁ、とほんのり予感しています。

 

まずは定義について。

フェミニストといえば先述の通り左翼、リベラルという印象がありますが、

コトバンクによると

男女同権論者。女性解放論者。女権拡張論者。

だそうです。

 

先に言っておくと私はフェミニストが愚かだとも偉いとも思っていません。

たぶん両方混ざっているんだろうと思います。

 

私得意のあやふやな知識を披露しますと

女性の偉いひとが「おーいお茶は男尊女卑のニュアンスがある」

みたいなツイートをして炎上してたことがありましたね。

 

本気で全力でおーいお茶のネーミングに匿名でケチつけている人がいるとすると

その人は優秀じゃない人だろうなという気はします。

が、一部のフェミニストは政界の女性進出を訴えるデモ活動をするなど

そこらへんはネトウヨと比べてよっぽどクリーンな意見の発信であると感じます。

 

ただ、男性である私が真摯にかつ紳士に(うまい)思うことは、

フェミニズムの矛先を男性だけでなく女性にも向けて欲しいということ。

どうしても女性は結婚、出産による退職の可能性があるから

それなりの覚悟を見せてくれないと企業は教育への投資や権限の譲渡に消極的になりがちです。

また男性が女性にごちそうしたり、そもそも会費が男性より女性が安いケースありますよね。

 

こういった文化を覆すには女性から女性に発信することこそ有効であり、

そのプロセスなくして真の男女平等は達成できないと考える今日この頃です。

 

もっと正直な意見を言うと男性と女性は家庭での役割が生物学的に異なるのだから

社会的にそこでの一定の「区別」が生じるのは企業等からすると合理的な判断です。

ただし男性に負けないぞ、会社や社会に貢献するぞ、という意思と能力のある女性については

「差別」なく正当に評価される世の中であって欲しいな、と。

 

男性に負けないぞ、会社や社会に貢献するぞ、という意思と能力のない女性

弱者を演じたり匿名でフェミを主張している限りはたぶん彼女等の望む世界にはならないしょう。

 

いやぁ、めちゃくちゃ言葉選びで疲れたわ・・

 

次!!ネトウヨ!!コトバンク抜粋!!

ネット上で、右翼的な言動を展開する人々のこと。

特定の国や人種に対する差別的発言を繰り返したり、新聞社の社説や記事、テレビ局の放送内容に対する批判などを、過激に、または誹謗(ひぼう)中傷、侮蔑的表現として、掲示板やブログに投稿したりする人々

まぁ先ほどのフェミニストと比較しても

「ネット上で」「過激に」のあたりからクズっぷりが伺えます。

「自分、ネトウヨっす!」って対面で自己紹介できる人ってどんくらいいるんだろう。

 

私自身尖閣や従軍慰安婦に対して疑念や思うところはたくさんありますよ。

ただし匿名で特定の対象に誹謗中傷することはシンプルに無生産で大人気ない。

偏向報道の偏向っぷりを楽しむくらいのリテラシーと余裕を持ちたいものです。

 

むかーしテレビでロン毛メッシュの人が「ネトウヨは決して低所得者ではない」

みたいなことを言っていたんだが、社会的地位がある人なら尚更恥を知れって思う。

仮に信憑性、正当性があったとしても責任を負わない意見は発信力を失うことになります。

 

確かにね、反日教育や韓国の任期満了前の大統領が恒例の日本批判をするのは

あんまりいい気分ではないですけども。

自身の意見として冷静に発信しなければ誰にも届かないまま埋もれてしまいますから。

 

 

とか書きながらちょっとネットサーフィンしていたら

「ツイフェミ」なる言葉に出会いました。

ツイッター上でフェミニズム発言をする人達ですね。

これならネトウヨと同じ土俵かもしれないです。

 

結局のところ保守派と、権力暴走を阻止するための制御機能として

リベラルが仲良く喧嘩してるのが一番平和な世の中なのかもしれません。

ただし各々オープンに、大人な議論をしてほしいものです。

 

でわでわ

居酒屋さんの接客品質

こんにちわたいらです。

 

今年に入って居酒屋さんで飲む機会が2度ほどありました。

居酒屋さんと言っても定義はあいまいなわけなんですが

「とりあえず生」みたいな2時間で3000円ちょっと置いて出るアレです。

 

片っぽはサービススタッフは東南アジア系の方が占めている都心の店で

もう一方は杉並区にあるチェーンのなんちゃって個室居酒屋でした。

 

もう言いたいこと、ツッコみたいことは山ほどあったわけなんですが

今回は居酒屋の接客品質についてのみ触れたいと思います。

居酒屋のみならず飲食店の経営や責任者の方には是非読んでもらえたらと思います。

 

それはそれはもう酷い接客でした。

時間制の飲み放題なのにハイボール1杯に10分かかったり

テーブル空いた皿だらけなのに下げてくれなかったり。

笑顔どころかスタッフがイライラしてるのがこちらまで伝わってきます。

 

同行者はみな仏のような人達ばかりでしたので特段文句は言いませんでした。

ただ、私は「もう来ないようにしよう。誰かがここにしようと言っても止めよう」と思いました。

利用者の多くにそう思われても問題ないくらいのパイ、需要があるなら良いのですが

2度目以降のリピートにつなげたいなら接客品質は商品品質よりも重要です。

そこらへんについて今回は詳しくご説明します。

 

フレンチやピッツェリア、寿司屋等はそれらが食べたいという動機で行くことが多いですが

居酒屋はお酒飲みながらおしゃべりできる空間がメイン商材です。

肴は酒のつまみでいい。酒は会話のつまみでいい。ってアレです。

廉価な業態に限定すれば当然なのですが提供商品そのものへの期待値は高くありません。

 

そんなことは百も承知なはずの経営者がこぞって個室居酒屋をオープンさせて一世風靡したものの

オペレーションの煩雑さにスタッフ教育が追い付かなかったり

メニューを展開しすぎてロスや低品質商品の提供につながったりしているわけですね。

一部推測ですけども。

 

少し話が横道に逸れますが、個室は廉価な居酒屋には圧倒的に不向きです。

席効率が低下する上、求められる水準のサービスを教育するのが困難だからです。

スタッフ教育を十分に施して個室料金を別途いただけるなら良いのですが。。。

 

何をそんなに教育することがあるのかとお思いの方もいらっしゃるかもしれないので付け加えると

扉の開閉に手間がかかる。お客様の手元まで手が届かない。お客様からスタッフが見えない。

こういった不便をお客様に感じさせないテクニックや協力を依頼する言い回しが必要だからです。

一部システムやハードで解決する方法も無いわけではないですが・・・

 

「空いているグラスをお下げしてよろしいですか」

「そちらのお皿お済みでしたらお下げいたしますが~~」

「恐れ入りますがお手元を空けていただけますでしょうか。」

からの「ありがとうございます」「恐れ入ります」。

これらをできないスタッフが遠くのグラスに指突っ込んで下げたり

空いた皿を放置したりしてお客様に不満を募らせていくわけです。

 

横道にそれたつもりがすごいナチュラルに本題に戻ってきた。天才か。

 

そう、それで仮に飲み放題にコースの食べ物が何品かついて3500円とかのパッケージだと

お客様はビールがカニ泡だったりどう見ても冷凍一気の揚げ物が皿直置きで出てきても

ある程度「まぁこんなもんだよな」で済むんです。

 

ただし頼んだものが届かない、済んだ皿を下げてくれない、そもそも何故か怒ってる

みたいな店員さんについては単価とは無関係で不満を募らせていきます。

 

トータルの食材原価を下げる工夫はできても今のご時世人件費は下がりません。

お客様は簡易的なサービスは許しても理不尽ないし感じの悪いサービスは許してくれません。

 

だからこそスタッフ教育がどこまで徹底できるかが勝負だと思うんです。

採用時から使用できるマニュアルの整備正当な人事査定を組み合わせることで

それらの実現が可能になります。

 

今回はこのくらいで出し惜しみしたいと思います。笑

でわでわ

とんかつの正しい食べ方

こんにちわたいらです。

 

今日は全世界待望、とんかつの正しい食べ方について解説したいと思います。

まぁ酔っ払った妙齢の巨人族があーでもねーこーでもねーのたまわってたから

ネタとして頂いたというのが実のところですはい。

 

最初に申し上げておきますが、揚げ足取り放題スタイルで書き連ねるくせに

私はチェーン店含めオーダーベースで揚げるとんかつ屋さんは大好きです。

そしてすり鉢胡麻セットが一緒に出てくると

ひゃっほーい!!ってその場で昇龍拳します。

 

すり鉢で胡麻コリコリプチプチすんの楽しいじゃないですか。

香りも上がってくるしセサミンとか栄養も取りやすくなる。たぶん。知らんけど。

 

まぁ胡麻をすり鉢であてますわな。

問題はその後でどうするのが正解なのか。

 

考えられるのは以下3種+亜種

 

①ソースの中に胡麻投入スタイル

②すり鉢にソース投入スタイル

③ソースをかけたあと胡麻ふりかけスタイル

 

日本食のお作法とお行儀の観点から大して詳しくもないのに徹底解剖。

 

 

①ソースの中に胡麻投入スタイル

これはソースが銘々で出て来なければそもそもスタイルとして成り立ちません。

テーブル備え付けの500ccくらい入りそうなソースの瓶に

胡麻を投入することも考えられないわけではないですが、

そのあと店員さんに衣付けてきつね色に揚げられても文句は言えません。

 

一義的にこれが正解であるかと思いきや

どうやってお行儀よく効率的にすり鉢の胡麻を残さずinto theソースするのかという

途方もなく厚く高い障壁が立ちふさがります。

 

刷毛やちっちゃい歯ブラシみたいなんがあれば何とかクリアできるかもしれません。

しかし我々に与えられた武器はすりこぎ、箸、爪楊枝くらいのもんです。

into theソースに1時間かけるか8割こぼすかの究極の選択です。DEAD or DEAD。

したがってこれは不正解ということにしておきます。

 

 

②すり鉢にソース投入スタイル

①に見切りをつけた多くの人民がここに着地しているかと思います。

しかしながらお作法的な面から言うとソースをすり鉢に入れるなんてもっての外。

混ぜ混ぜした後にとんかつ本体にかけるのがと正解とするならば

すり鉢が片口になってないとおかしいだろうが!と小一時間店員を問い詰めたい。

 

ここで亜種の登場。

すり鉢にソースを投入、ここまでは一緒なんだけど

とんかつにかけずにちょんちょん付けて食べるという

すり鉢にソース投入からのディップスタイル。

もうここまでくると日本料理としてのお作法なんて超越して

悲しいかなすり鉢はもはやSURIBACHIでしかありません。

「いっそメラミンにしてくれ」という悲鳴が彼らから聞こえてきそうです。

 

 

③ソースをかけたあと胡麻ふりかけスタイル

私はお作法で言うとこれが一番正しいと思っています。

そして食べる最中にも胡麻の香りを存分に堪能できる。

 

しかし残念ながら①と同じ障壁は現れる。

胡麻をすりすりしたのにあまりすられてない個体のみ喜んでとんかつにダイブしていく。

芳醇な香りを解き放たれたすりごま達はすり鉢を終の棲家として認識している。

 

すりこぎを使用してドラムロールの要領ですり鉢を叩く。

周囲への騒音に配慮して叩く箇所のできる限り近くを左手でミュートしていく。

しかし終の棲家ですから。35年ローン組んでる奴らの覚悟は並大抵ではありません。

すり鉢にたっぷりへばりついた胡麻達は言う。「ぶー!不正解ww」

 

 

というわけで私独自の観点からの正解は見当たりませんでした。

とんかつ屋さんは決して私のように偏屈な人間ばかりではないので

「好きにしてくれていいけど②か②の亜種でどうぞ」

というスタンスの場合が多いようです。

 

ディップはちょっとやだなぁ・・・

からしが逃亡しそうだし左手にはお茶碗持ちたいし。

 

繰り返しになりますが好きなように食べれば良いんですよ。

ただすり鉢とすりこぎという工芸品が登場するから私が一人悶々としているだけです。

今度とんかつ屋さんに行くことがあれば自分の殻を破って

ディップスタイルも挑戦してみたいと思います。

 

そこから新しい世界が広がるかもしれない。

 

でわでわ

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