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バカは搾取されるんですか?

こんにちわたいらです。

 

ここ最近ビジネス系ブロガー、YouTuberが多用しているこのフレーズ、

「バカは搾取される」

について私なりの考察をまとめてみたいと思います。

 

並みいるインフルエンサー達がこぞってこのフレーズを持ち出してるわけで、

「個で稼ぐ」とか「マーケティング」とかについては私より2億倍くらい博識でしょう。

ただしその分わしの方がバカに近くてバカの気持ちを知っておるはずじゃ。

 

もちろんバカって何?搾取って何?という定義によりますが

終身雇用、定期昇給が崩壊しつつある資本主義国家において

成果主義でない報酬形態の労働者がジリ貧になっていくという意味では

一理ある。もとい百理ある。

 

終身雇用と定期昇給が前提であっても労働者が搾取されることに変わりはないけど、

ある程度生涯賃金の見込み立つなら文句はない、という人が多かった。知らんけど。

 

今は派遣切りだったり正社員の給与削減、黒字リストラが

上場企業でも当たり前のようになっているわけでありまして。

「頑張っていれば誰かが見てくれている」という脳内お花畑の方々の幻想が

全国各地で儚く散っていっているわけでございます。

 

私自身ついこの間までそうでした。

というよりはそう思わないとやっていられなかった。

 

でも現実を見るとどう考えても自分より優秀だと認める気にならない人や

実質的成果ではなく、自身に対する張りぼての評価を強調したがる人が同僚や上職に山ほどいて

自身のキャリアマップを全力で自分勝手に描いたところで

自分の目指したいゴールがなかったんですね。

 

それでも食べていくには働くしかなくて、

辞めることで無駄にキャリアに傷をつけることも怖くて、

個人で稼ぐことはもっとリスクがあるしそもそもそんなスキルもアイデアもない。

 

サラリーマンにはこんなこと考えたことある人たくさんいると思う。

そういった人達を「バカ」と呼んでいるんだとしたら

とても不本意だし成功者としての立場を利用した配慮の足らない啓発だと思います。

その啓発に乗っかって失敗しても発信者は責任取りませんからね。

 

私は3年以上悩んで個人で稼ぐことに舵を切りました。

その3年の間にこのフレーズに出会っていたらきっと発信者の住所を特定して

玄関にうんこしてたと思いますウソですごめんなさい。

 

自分がバカでないことを証明するための闘いを始めて2年目ですが

やはりそれなりの覚悟、準備とリスクマネジメントは不可欠です。

優秀な成功者達の刺激的な扇動にひょいひょい乗っかることはお勧めできません。

 

ただし現状を嘆いて喚いて他人に向かって吠え散らかしてるだけでは

「バカ」と呼ばれても仕方ありませんので、

よくよく足元を見て然るべき計画を立てた後、行動に移しましょう。

 

うわーおもんな笑

でわでわ

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