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看板メニューに関する不真面目な考察

こんにちわたいらです。

 

先日とあるガチムチ系大先輩が

「今日〇〇屋行って焼肉食ってきただの。お腹いっぱいだの。」

と言ってきたんですよ。

 

〇〇屋というのが私の経験とイメージではくそマズいチェーン店でした。

その方決して馬鹿舌でも貧乏人でもなくてエンゲル係数高い系男子だの。

私は怯えながら震えた声でちっぽけな勇気を振り絞りました。

「あ、あの・・・お言葉ですが、〇〇屋ってくそマズくないですか?」

 

スゴゴゴゴゴゴ・・・・

 

持っていた緑茶ハイのグラスを握りつぶし、彼はバトルモードへとトランスフォーム。

 

とは言え私もおいそれとは引き下がれません。

体中の穴という穴から排泄物を巻き散らかしながら立ち向かいます。

 

フリーザ様が言うには「上等なお肉頼めばそれなりにおいしいだの」。

もう我慢できん。

 

「焼肉屋の価値は一番ゲスいカルビで決まるんじゃい!!」

・・・と、思った。

ちょこーんと座って「そなんですね」ってアイスコーヒー飲んでスマホちこちこしてた。

 

看板メニューってのは「ここ行ったらこれ食っとけ」の名刺代わりのメニューのこと。

ん?いや今ぼくが勝手に決めただけだよ?

それは店が打ち出す場合もあるし勝手に口コミで広がる場合もございます。

オンメニューしてないレバ刺しなんかが数量限定で名物になってたりもしますし。

 

ちょっと極端な話ですがある程度の単価でA5ざぶとん出してたら

そりゃうまくて当然だろって話なわけでありまして、

切った肉を出すだけの焼肉屋は流通と保管、提供までのオペレーションが勝負なはず。

だったら一番廉価な肉のコストパフォーマンスで魂レボリューションってのが私の意見。

 

念のために言っておきますがそんなに賛同が得られるとも思っていないし

お店の楽しみ方はお客様が決めるものだから事業者のエゴであるのも正しい姿ではないです。

 

というわけで「業態別 これ看板メニューにしといてくれよ選手権20連発!!」

いってみよう!!

 

①イタリアン ⇒ ペペロンチーニ

素材の良し悪しが重要ではなくて、いつ行っても安定してることが大事。

だから初めてのお店は一番難しくて一番基本のアリオリを食べてみたくなる。

これはそれなりにうんうんって言ってくれる人が多いのでは。

 

②ピッツェリア ⇒ しぶしぶマルゲリータ

だってバジルがあんまり好きやないんやもん。

生ハムルッコラとかクアトロフォルマッジはちょっと違う気がする。

マリナーラが本来アリオリのポジションなような気もする。

 

③寿司屋 ⇒ 小肌

理由はほとんど上と一緒。安い食材がいかようにも化ける。

フードのみ単価1万円とか超えてくるとこれも旨くて当然の部類に入るからちょっと違うかな。

おまかせにちょくちょく自分の好みを差し込んだトータルの評価しかできない。

 

④定食屋 ⇒ 生姜焼き定食

外で食べる生姜焼きはほとんど生姜の香りがしない。

漬けダレと仕上げでちゃんとひと手間加えてないと

ただの豚の甘辛炒めであって生姜焼きナメんなってなる。

 

⑤居酒屋 ⇒ 接客

なんやねんそれってなるけどこれマジ。詳しくは過去記事をロムってください笑。

職業調理人がいるかいないかはメニュー見れば大体わかります。

いるなら出汁巻き、いないならお造りってとこかな。

 

⑥フレンチ ⇒ ポワソン

肉料理は牛焼いて出すだけなんで笑 私はアニョ食べたいですけど。

表現に多様性があってお客様の期待値も高いメニューってことで。

 

⑦焼き鳥屋 ⇒ 砂肝

ハツも悩んだけどどっちにしてもただの好みですすみません。

焼き鳥屋は1本目出てきた瞬間にほぼ当たり外れわかりますよね。

串打ちって意外と素人には出来ない芸当です。

 

 

⑧オーセンティックバー ⇒ ドライマティーニ

よう知らんけど。そもそもショート飲まんし。飲んでグラスホッパー。

でも氷が溶けてるはずなのに最後の一滴でピタってなる人見るとすげーって思う。

製氷機の氷でシェイカー振ってる時点でショート出しちゃダメですよね知らんけど。

 

⑨シアトル系カフェ ⇒ カフェラテ

フルオート、セミオート問わずほとんどマシンの仕事ですから

豆の品質とスチームミルクのオペレーションがカギになります。

同じチェーンでもやっぱり本場のセガフレードは1ランク違います。

 

⑩純喫茶 ⇒ ドリップコーヒー(おすすめ)

サイフォンはまた別ですが手落としはびっくりするくらいバリスタの熟練度で味が変わります。

リフィルのサービスや居心地の良さも大きな要素にはなってくると思います。

 

 

まだ10までしか行ってない。大丈夫かこれ。

 

 

⑪蕎麦屋 ⇒ もり

と言いながらも正直天ぷらや鍋焼きに期待することも多々あります。

でももりそばマズい店は何食ったって期待できないでしょう。

 

⑫ラーメン屋 ⇒ 1メニューで勝負して!!

トッピングはいくらあってもいいんですけどね、

味噌と醤油と塩と辛いの置いてる店見るとほんとかよって思う。

主旨とズレるけどチャーシューご飯とか明太高菜ご飯とかでがっかりすることが多々ある。

 

⑬インドカレー ⇒ バターチキン  + ナン

カレー屋っていうとどうしてもレトルトになっちゃうから苦肉の策でインドカレー限定。

スタッフはほぼネパール人という驚愕の事実。

バターチキンにしてもグリーンカレーにしてもガンジスの香りを漂わせながら

いかに日本人向けにカスタマイズしてくれてるかが大事よね。辛いの苦手なんや。

 

⑭中華料理 ⇒ 麻婆豆腐

だから辛いの苦手って言うてるやん・・・永谷園で精一杯。

でも八角利かせるのか、ヒィヒィ言わせるのか、痺れさせるのか、

麻婆豆腐が好きな店を好きになるという意味で親和性は高いのかな、と。

餃子小籠包もそうだけど自分である程度カスタマイズできちゃうから無念の脱落。

 

⑮パン屋 ⇒ クリームパン

バゲットやろ!食パンやろ!って怒号が聞こえてきそうですが。

焼き上がりからどんくらい経過して切ってどんくらい焼いたのかで全然話ちゃいますやん。

だからってクリームパンってなんやねんって言われるんだろうなぁ。

カスタードがすっきゃねん・・・しゃあないやん・・・

 

 

「もうやめて!たいらのライフはとっくにゼロよ!!」

「負けるとわかっていても戦わなきゃならねぇ時があんだよ」

 

 

(思い出した)

⑯日本料理(懐石) ⇒ 先附、突き出し

すぐに出さなければならないこともあり常温や冷たいものが出てくることが多いです。

どうしても八寸とか焼き物、強肴とかに原価、人的資源、気合を割きがちですが

最初のメニューでどれだけこの後のメニューへの期待感を演出できるかはとっても大事。

 

(もはやメニューですらない)

⑰ガールズバー ⇒ キャストの質

これは見た目でも性格の良さでもない。

遊びに来るんじゃねぇ、明るく楽しく気ぃ遣って仕事しろっちゅうねん。

教育マニュアル作りますよ。

 

(精魂尽き果てた)

⑱キャバクラ ⇒ ワンセット利用時のパフォーマンス

初回利用時のワンセット利用で想定の範囲の請求が来れば

「安心して遊べるお店」認定が下される。

ガールズバーと違ってキャストの質はこの後にやってくる。

 

(覚醒)

⑲パティスリー ⇒ クリームブリュレ

ショートケーキ?生チョコ?

何度も言わせんじゃねぇ、俺ぁカスタードが好きなんだよ。

尚ちゃんと火を通すのでプリンと違ってカロリーゼロ!!!

 

(最後っ屁のやっつけ)

⑳スーパー ⇒ 豚バラ

野菜だと価格が安定しないし最小ロットがまちまちだからコスパの単純比較が困難。

一発で、単品で見極めるなら下ブレの大きい豚バラで決まり。

一発で、単品で見極める必要は一個もないけどね!飲食と違って買わなきゃいいんだから!

わし自身葉物の相対価格、品質と緑マウントレーニアの価格で優劣つけがちじゃしのぅ。

 

 

いやぁ、やり切ったわぁ

お願いだから何の参考にもしないでくださいね♡

 

でわでわ

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