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飲食店の廃業率の高さたるやたるや

こんにちはたいらです。

 

飲食店は開業から3年で7割、10年で9割が廃業

っていうのは業界にいる人なら耳にしたことがあるはずです。

理由は至極シンプル、参入障壁が低く無謀なチャレンジが後を絶たないから

 

一番良くないのが感覚を感覚のままで商売しようとすることだと思います。

これくらいの商品をこれくらいの値段で出せばこれくらい人が来んだろ。

そしたらこれくらいの売上が立ってこれくらい儲かるんじゃなかろか。

これくらいはもちろん考えているでしょうが、

どこまでリアリティのある具体的な数値に落とし込めているかが重要です。

日で、なんなら時間で予算を組まなきゃだめなんですよ。

 

経営の傾く発端の多くは圧倒的な集客不足です。

この日のランチは何名、この日のディナーは何名のお客様が見込めるだろう

わかるわけないじゃんって日立ての予算作成から逃げ回っていると

イメージと現実の差異が生じたときの対策が遅れたりとんちんかんになったりします。

 

どこまでいっても雲をつかむような話ではありますが、

売上の予算を作成しながらでないと適正な家賃や要員数(人件費)が検討できないんです。

リスクを最小限に留めるための収入予算、物件取得、オペレーション構築。

この3点を鉛筆舐めながらバランスを取る作業は必須です。

 

とはいってもやったことない人からしてみるとなかなか骨が折れることでしょう。

そこでいろいろ調べているとうっかり遭遇する中小企業診断士や飲食コンサルの肩書の人々。

コンセプトメイクや設計コンサル、予算組みとかもトータルで面倒見てくれるんでしょう。

で、はい50万円♡ とかってなる。

 

もちろん優秀な方々でしょうし内容も十分価値があるかもしれないです。

ただこれから開業しようって人に請求できる金額とは思えないんですよね。

ITやら不動産で一儲けした法人がシャレで依頼する分にはいいんですが

そういった法人はそもそもコンサル業を毛嫌いする傾向がありますし。

 

事実として飲食コンサルみたいな人はめちゃくちゃ多いのに

これだけ飲食の廃業率が高いってことは社会的な本質的な意味合いでの

需給バランスだったり貢献度って部分では疑問を抱かざるを得ない。

わしはここをなんとかしたいんじゃ。

 

私も商人なのでどこまでも無料ってわけにはいかないんですが

真剣さはもちろん感覚ではなく現実的に数値で検討するお手伝いをした挙句に

「そりゃ無理じゃ!やめておけぃ!!」ってばっさり切り捨てたり

「ここの見通しが甘そうだからこんな計画はどうじゃろか」とご提案したり。

 

できるだけ近いうちにそういったパッケージを用意して

少しでも皆様方にお役立てできるよう努めて参りますゆえ少々お時間をください。。。

 

でわでわ

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