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マニュアル・資料関連

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【100万imp】Twitterでバズって見えたもの

こんにちわたいらです。

 

今年2月末くらいに38歳にしてTwitterデビューを果たしたんですが、

まぁそれはそれは情報に溺れてしまいまして。

Twitter使おうと思ったら完全に使われてる感じになっちゃいました。

 

そんな中ちらっとトレンド記事を覗いてみたら

「#世田谷区最多」ってのが目に入って来ましてね。

23区の各感染者数が初めて公表されてこんな見出しになってたわけです。

 

なんか怖がったり怒ったりしてる人がいっぱいいたわけなんですが

世田谷区人口多いんだから感染者数が最大になんのは自然ジャマイカ?

フォロワー20人のおっさんが爪楊枝振りかざして世界に挑んだ結果がこれです。

コロナ対策に見るマニュアライズ

こんにちわたいらです。

 

普段からマニュアル作成を生業としているのですが、

マニュアルにはさまざまなあるべき姿があります。

 

あくまで原則としては「理念」「手順」「評価」に加えて

「付帯知識」、「ケーススタディ」といったものを肉付けしていきます。

これらが揃って初めてスタッフをマネジメントすることができます。

 

「自粛と補償はセットだろ」のフレーズがトレンド入りしたように

4/10現在で今回のコロナ騒動においてスタッフを国民に置き換えて整理すると、

「手順」「評価」にあたる部分が圧倒的に内容が希薄であると言わざるを得ません。

「手順守ってくれないかなぁ、評価も考えてるからさぁ」

なんて言い分で組織がガバナンス構築できるはずもありません。

 

・理念

⇒3つの密を避けよう、不要不急の外出を控えよう

 

 

・手順

⇒リモートワーク推奨、飲食娯楽施設等の利用自粛

 

・評価

⇒罰則規定なし、雇用調整助成金、世帯給付金

 

手順については強制力を伴わない。

それもそのはず、「評価」という人参をぶら下げたくないから。

 

評価については「公平性」「慎重に」といった大義名分を掲げながら

真水10兆円そこそこで中身スカスカの108兆円とされる緊急経済対策と

8割の世帯は門前払いの世帯給付金30万円。

 

これでは国家という巨大な組織のガバナンスを構築できるはずもありません。

痺れを切らした小池知事が東京都都独自に「感染拡大防止協力金」として

最大100万円を支給すると発表しました。

完全に部下から突き上げを食らった感じですよね。

 

充分な補償が具体的に見えてくるのには時間がかかりそうですが

「理念」「手順」「評価」という一般企業が当たり前にやってることを

国としてプライド持ってスピーディーに進めてもらいたいものです。

 

でわでわ

 

アフターコロナの店舗運営

こんにちわたいらです。

 

依然として新型コロナウイルスが猛威を振るっておりますが

飲食、物販等の店舗運営についてはアフターコロナの収益確保について

真剣に取り組んでいく必要があります。

 

国や自治体からの融資はあくまでも借金に過ぎないのが事実。

新型コロナウイルスが収束し、一般消費が回復したといっても

融資の返済や営業縮小中の売上補填の観点から

コロナ前よりも安定的で高水準な利益確保について対策を練っておく必要があります。

 

考え方の主軸としては以下の2点。

  • ローコストオペレーションに依る費用減
  • 他の収益源確保に依る収入の底上げ

具体例を挙げながら考察していきます。

 

・ローコストオペレーションに依る費用減

費用を削るためにオペレーションそのものを変える、という考え方です。

至極当然な話ですが、収入を上げるより費用を下げる方が利益は出ます。

5万円の収入のために5万円の費用を使っているサービスや商品が無いか見直してみてください。

 

【飲食における具体例】

  1. フレッシュな食材仕入に依るロス割合と収入への効果測定
  2. 開店業務を減らすことで需要の少ないオープン時間の人件費負担を和らげる
  3. 下膳コーナーを設けることでホールスタッフの負担を減らす

 

【物販における具体例】

  1. 根強いファンのニーズ対応のために不良在庫に回る割合が高い商品がないか
  2. バリエーション展開に起因する売上と管理コストの相関を検討
  3. スタッフへ事務処理等を落とし込むことで閑散時の生産性UP

 

 

・他の収益源確保に依る収入の底上げ

収入に関しては既に多くの施策を行っていることかとは存じますが、

これまでと同じ角度では自動化や人口減少といった時代の潮流に乗り遅れることとなります。

初期コストがかかるものもあり、慎重に期する必要がありますが

今回の事業縮小を機会と捉えて前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

 

【飲食における具体例】

  1. オリジナル商品の企画、販売による物販収入確保
  2. テイクアウト需要に対応する商品、サービスの開発
  3. ロスのリスクやオペレーション負担が低い既製品によるアップセル

 

【物販における具体例】

  1. eコマースや通販需要への対応
  2. 1.に付随したweb、SNS経由の集客
  3. レジ袋有料化に伴うecoバッグの開発→ブランディング

 

一応飲食と物販に分けて記載しましたが、

考え方、角度は共通する部分が多々あるかと思います。

 

また、日本商工会議所では「新型コロナウイルス感染症加点」を盛り込んだ

50万円(実費75万円の2/3)上限の小規模事業者持続化補助金という制度があります。

https://r1.jizokukahojokin.info/

 

消費の冷え込みがどこまで続くのか不透明な中、私自身も不安な気持ちでいっぱいです。

しかしながら与えられた時間をどのように使ったかが事業継続の大きな分岐となり得ます。

知恵を振り絞って、この苦境を乗り越えていきましょう。

 

でわでわ

論破せずに相手を動かす方法

こんにちわたいらです。

 

お仕事をしていると社内外問わず定期的に

「論理的に対話するのを拒む人、苦手な人」

こういった人にエンカウントすることがあります。

 

数字を作るため、新しいことに取り組むためには

こういった人達にも理解してもらい、協力を仰がなければなりません。

 

最初に断っておきたいのが、これは「地頭や偏差値的にバカな人」ではないです。

ただ職人気質という意味でのバカであることは多いですが。

 

料理人、エンジニア、ときにはお医者さんや士業を営む人まで。

こういった人達は愚直に自身の価値観や顧客満足度を優先し、

むしろそこが評価されて現在の地位を築かれている方もたくさんいらっしゃいます。

 

ただし、企業活動としての方針転換や何かしらの改善プロジェクトを行う場合には

ほとんどと言っていいほどそういった人達のハレーションや反発を招きます。

 

もちろんトップメッセージとして「黙ってやれ」が必要なケースもありますが

細かい業務改善等についていちいちトップを引きずり出すのは現実的ではなく、

改善チームとしての無能さを露呈してしまうことにもなりかねません。

 

 

これは実際に私が仕事として経験したことなのですが、

レストランのブッフェに出すレタスがあるじゃないですか。

会社の衛生上の方針として、「提供前に薬でちゃんと洗いなさい」を義務付けよう、と。

 

私も元々はどちらかというと反対だったんですが、

 

安全を最優先させるため徹底してもらおうというジャッジが下りました。

 

少なくとも当時私は料理長達から十分な信頼を得ていない自覚があったため、

これは骨が折れるぞ、ということでまずは反対意見を想定しました。

  • 工数が増える
  • 薬代がかかる
  • レタスに薬の匂いが残る

これくらいかな、と。

 

実際をその話を落とし込む際に重要な考え方が、

反対意見を論破せず、予測の上で傾聴する構えを取っておくことです。

 

自分から予測される反対意見を先出しにして

「工数増えるしお金かかるし匂いつくのはわかってるんですが・・」

と前もって話をすると、ガス抜きができなくなってストレスを与えてしまいます。

「いーや、あんたなんもわかっちゃいないね!フン!!」って。

 

また、先述の反対意見に対する論破という方法を選ぶと

より大きな反発を生み出し、収集が付かなくなってしまいます。

一番悪い例。

  • 「2~3分の工程で人件費上ブレするほどの厳密なコントロールしてるんですか?」
  • 「薬代が1日当たりでいくらになるかの計算はお済みなんですか?」
  • 「ドレッシングかける方がほとんどなんで心配されるほど気になりませんよ。」

「こいつの言うこと聞く気がしねぇ」ってなりますよね。

これをやりだすと毎回論破が必要になって毎回嫌われてくんです。

 

そこできる限りその反対意見をより具体的に、むしろ大きく捉えているよう同調します。

  • 「一度の水洗いだったのが薬品洗浄とすすぎを含めて3工程になってしまいますよね」
  • 「薬もタダじゃないので結局は原価、人件費を圧迫しかねないですよね」
  • 「少なくともドレッシングかけないお客様には匂いを感じられる方が多いと思います」

「だけど、お客様の安全を最優先するために断腸の思いで絞り出した結論なんです」

この論調であれば、比較的「あー、気にしてはくれてるんだな」と感じさせて

以降だんだん「こいつが言ってんなら仕方ねぇ、聞いてやるか」になっていきます。

 

 

はい、というわけでご納得いただけましたでしょうか。

「論理的に対話するのを拒む人、苦手な人」に対して最も有効な訴求方法は

「論理的に反対意見への同調を用意し、感情的に訴えかけること」です。

 

冒頭に述べた通りどんなに優秀な人でも成功者でも

必ずしも論理的な思考に長けている人であるとは限りません。

これからガンガンいこうぜ - 真浄葬祭のスタッフブログ

そういった人とお仕事をする機会があるならば

身に付けておいて損はないスキルかと思いますので是非試してみてください。

 

 

でわでわ

価値観の多様性

こんにちわたいらです。

 

夫婦関係、仕事関係、お友達関係など、

あらゆる場面で皆さん感じたことがあるでしょうこの「価値観の相違」。

 

昔偉い人がこう言ってました。

 

もともとー何処吹ーくー他人だからぁぁぁぁ価値ー観ーはーイーナーメーナーイー

 

言ってた人、ってか書いた人は大好きなんだけど「価値観は否めない」はあまりにも誤った日本語。

「価値観はすれ違う」くらいだったらきれいに乗っかったと思うんだが?

 

で、なんで今回こんなテーマかと申しますと、

昨今「情報商材」そのものが詐欺みたいな風潮があってですね。

いささかそれは乱暴なんではないか、と思うんです。

 

「コンサルティング」というのも本質的には似たようなもんですよね。

私も一応マニュアルという成果物報酬を原則としているものの、

ノウハウを売り物にしている以上本質的に上の2つとさほど変わりません。

 

私とお客様の間には基本的に価値観の相違が当たり前に存在します。

「マニュアルを作りたいんだけど手伝ってくれない?」と言われるよりも

「マニュアルを作ることで多くの問題が解決できますよ」と提案することの方が多いので。

 

だから私にとっての営業活動は、多くの場合

マニュアルに対する価値観を共有する必要があるわけです。

そうしなければご飯が食べられなくなり、雑草博士になります。

 

 

一方、特に私生活においては価値観を共有する必要が無い場合があります。

  1. ユニクロの胸ポケ付きのTシャツ@1,800
  2. 「しゅーぷりーむ」ってロゴTシャツ@150,000
  3. 「しゅーくりーむ」ってロゴTシャツ@6,800

3.については販売者側に悪意がある場合、価値がないことを説いた方が良いかもしれません。

が、1.と2.についてはどうでしょう。

圧倒的に1.の方が相対的に価値があると思っている人が多いかとは思います。

だけど¥150,000でも欲しいってマニアがいるから2.はその値段が付いてるわけです。

 

この場合は1.と2.のどちらの価値が上かを決めるのは消費者本人です。

この溝は容易には埋まらないし、急いで埋めようとすると喧嘩になって終わりでしょう。

自身の価値観を他人に強要してもいいことはありません。

 

まだ記憶に新しいマスクやトイレットペーパーの転売騒動においては

消費者需要の足元を見て3.に近い手法を取ったが上に社会問題になったわけですよね。

 

最終的に何が言いたいかと言いますと、あからさまな悪徳業者を除いて

モノやサービスの価値は供給者と消費者の間でのみ共有すべきことであり、

外野がとやかく言う問題では無いということです。

 

もちろん¥150,000のTシャツを息をするようにポチポチする夫に対して

まてまてってならない妻はそうそういないと思います。

しかし論点を価値観の相違に置くとこじれがちなんですよ。

家計への影響を論点に置かないといけない。

 

情報商材も健康食品もTシャツもジャニーズもディズニーもパンケーキも一緒。

消費者本人がそれで満足するのならその価値観の多様性を認めてあげましょうよ、と。

それでいて本当に消費者の身を案ずる立場にいるのなら

供給者側の倫理感を疑い、頭ごなしに否定するのではなく

一緒に確認作業をするくらいの気構えを持ちましょう。

 

 

諸々自戒の念を込めて。

でわでわ

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