HOME > たいらブログ > アーカイブ > 時事ネタ・真面目な記事

時事ネタ・真面目な記事

First 1 2 3 4 5 6 Last

アルバイトの選び方【目的別おすすめ】

こんにちわたいらです。

 

こないだ学生さんがアルバイト何しようか悩んでて。

新生活がスタートしようとしている人も多いかと思うんで

ちょっと記事にしてみようかなと思ったり思わなかったり。

 

私が学生の頃を思い返してみると、

居酒屋さんみたいな飲食でバイトするのがファーストチョイスだったと思うんですが

最近はどうなっとるんやろう、と思ってググってみました。

 

  • 1位【飲食・フード系】
  • 2位【教育系(家庭教師・塾講師)】
  • 3位【販売】
  • 4位【接客・サービス系】
  • 5位【オフィスワーク・事務】
  • 6位【作業系バイト
  • 7位【単発・短期バイト

参照元:http://www.caddie-golugolu.com/baito-knowledge/baito-ichiran/

 

あれ、なんも変わっとらんやんけ。20年やぞ。

あくまで上のランキングは「おすすめ」になっていたので実情と異なるかもしれませんが。

記事の内容も読んでみたんですけどなんか変な忖度も感じなかったので

とても参考にはなると思います。

 

思います。が。

記事が長ぇんじゃ(笑)

 

アルバイトに対して何を望んでて、どのくらい稼ぎたくて、

どの程度融通利かせたいか、本人の気持ちと目的次第で変わってくるので

そっちを主軸にスパァン!スパァン!って簡潔に答えたいな、と。

 

先に一点だけ忠告しておくと、働かせてもらう、という謙虚な姿勢マジ重要。

それでいて働かせてやってる、という雰囲気だしてるバイト先はやめときましょう。

中に入らないとわからない部分もありますが、面接時に全力で匂いを嗅いでおくこと。

 

 

・10万円前後くらい安定して稼ぎたい人

これはもう飲食一択でしょう。ただしお店選びがめちゃめちゃ重要。

できればネットで調べつつ実際にお店を除いてみた方が良いと思います。

めんどくさ!って思うかもしれないですが、

下手に採用されて即効やめて次探すよりよっぽど効率いいですから。

 

飲食店はどこも人足りてないです。

よっぽどナメた態度と風体で登場しない限り高確率で面接即採用。

 

で、時給にばかり目が行ってしまいがちなんですが、

1勤務あたり何時間働けるかによって稼ぎ方の効率が変わってくるので注意しましょう。

 

週3日で10万稼げるとこもあれば週5日で10万行かないことも十分あり得るので。

ランチがやってるとこの方が仮に時給安くても安定した収入が得られます。

求人媒体や勇気がある人は直接電話を事前に勤務形態を確認することを強くお勧めします。

 

土日どっちかは入ってもらわなきゃ困るよ、くらいの店は多いと思うんですが

それは当たり前。それに対応できないなら飲食は無理です。

 

 

・短時間の拘束で10万円前後稼ぎたい人

高学歴、強メンタルの人に限り塾講師や家庭教師でコミットできるかもしれません。

個人的にはあんまりお勧めできないですけどね・・・

おかしな中高生やその保護者がたくさんいますから。

 

で、当たり前ですけど自分の生徒自分で選べるわけじゃないので

あなたにとってのハズレを引いた時の消耗がキツい。

 

あなたが自身を持って偏差値70あると言い切れるならばその科目で

優秀な生徒を健全な精神状態で教えられる確率は上がると思います。

 

 

・5万円くらいでいいやって人

こういう人がある意味最強ですね。いろいろやってみれば良い。

週1日だけ引っ越しとかイベントスタッフとか。選択肢はインフィニティ。

結局いちいち仕事アサインするのが面倒になってサービス業とかに落ち着くにしても

いろいろやってみた経験は決して無駄にならないし、今しかできない。できるけど。

 

 

・それ以外(笑)

んーと、平たく言って、これ以外のバイトあんまりお勧めする気にならんのです。

もちろん特定の学びたいスキルや憧れの職種があるなら止めはしないですけど。

最初に挙げた職種の中からデメリットを紹介するというネガキャンを盛大に展開。

 

 

【販売】

アパレル等物般はシフトの融通利き辛い、時給安い上に成果主義的な部分があるので

なんとなく服好きだしーとか、この小物屋さんかわいー程度の覚悟なら辞めといた方が良いです。

 

コンビニは最近外国人が多いのでコミュニケーションを楽しめる人なら良いかも。

ただしコンビニバイトはイラっとしたエピソードしか聞いたことない。

お客さん=ストレス って刷り込まれると何の仕事するにしても不健康。

楽しく仕事できる環境が整っている可能性はなかなかに低いかもしれないかもしれない。

 

 

【テレアポ・コールセンター】

時給の高さに釣られてやってみたくなる気持ちはわかるんですけど。

ほとんどの電話がウザがられる or キレ散らかされるの2択なので

強靭なメンタルか右から左へ受け流す特殊能力が必要です。

逆に言うと営業職なんかを志す人には良いステップになると思います。

 

 

【一般事務・電話対応等】

ちゃんとした会社で、ちゃんとした仕事が与えられるなら立派なキャリアにもなるし

働き心地が良いかもしれないですが、学生にそういった仕事を振る会社が

そもそもちゃんとした会社じゃない確率が高いのが残酷な現実。

なので、確かな人脈があっての紹介なら素晴らしいですが

それ以外のweb媒体とかでの求人はう~ん、って感じします。

 

 

はい、というわけで結論としては

バイトで成長したい、とか貴重な経験を積みたいという明確な意思が無ければ

飲食、家庭教師あたりが安牌ってことですね。

 

私自身と周りの実体験として、学生時代のアルバイトって思った以上に

その後の人生に影響を与えますよ。

脅かすわけじゃないですが、慎重に、手間を惜しまずに選びましょう。

 

でわでわ

ブッフェ?ビュッフェ?バイキング?

こんにちわたいらです。

 

ブッフェとビュッフェ、バイキング、何が違うか知ってます?

んーとね、全部一緒。バッフェも一緒。

 

強いて言うならフランス語の発音に近いのがビュッフェ

日本人に発音しやすく、表記しやすいのがブッフェ

一応日本生まれということになっているのがバイキング

スモーガスボード発祥のインペリアルバイキングってやつですね。

一部を除いて廉価なブッフェスタイルをバイキングと呼ぶ傾向があります

 

ちょっと業界長い年配の方はバッフェとか言う人もいる。

これは英語の発音をカタカナにした感じ。

 

もう結論出てるんですけど、もうちょっとだけ!お願い!

ホテルレストラン含めて10年くらい運営やら何やらに携わってきたので、

内側視点をベースにエラソーに語らせて頂ければと思います。

 

ちょっとネットサーフィンしていろいろブログとか見てみたんですが

なんてーか、その、意識高い系の美談ばかりでつまらん笑

これは間違っている!って感じでもないけどしっくりこない記事が多い。

 

バイキングは食べ放題だけどブッフェは食べ放題とは限らない

といった論調も多かったんですけど、これは間違いに近いと思います。

日本で一般的にブッフェは時間内であれば食べ放題という認識でOK。

食べ放題じゃないのにブッフェという言葉を使う運営者の良識が欠如してる。

 

もちろんアレですよ、メイン料理がプリフィックスだったり

一部オーダー形式のブッフェに関しては全然問題ないと思いますけど。

 

で、まぁ私は「ブッフェ」という言葉が一番馴染みがあるんで使ってるんですが、

どういったマナー、モラルや楽しみ方があるのかについて触れたいと思います。

 

シンプルに言って、「食べたいように食べる。」これ以上の正解はないです。

ただし他の利用者に不快な思いをさせないようにするべきですけど。

 

ちょっと言いたいことが取っ散らかる予感なので突然箇条書きに路線変更。

朝食はまた別なんでディナーのブッフェについてのみ熱弁。

 

 

・導線について

よく時計回りに料理を取るのがマナーとかいうのを見かけるんですが、

それはただの常識の押し売りであっていくらでもそうじゃないケースはあります。

でも横から他の利用者が入ってきたり、

反対側から回ってきた利用者と正面衝突したりとかありますよね。

 

それは基本的には店側の導線作りが失敗してる、もしくはヘタクソと言えます。

設計図面の段階からお客様の導線が自動的に一方向になるようにしておかないといけない。

けど、ちょっとだけわかって欲しいのは設計後にメニュー構成をニーズにフィットさせたり

肉取ってからサラダコーナーに向かうお客様も少数ながらいらっしゃいますので。

 

それもお客様の自由なので好きなように食べたいなら

好きなように食べてるお客様を非常識と断罪してはいけないと思うです。

なので100%店側が対応するのはMURI。

 

 

・元を取る

これを最優先に考えている利用者は本当にそれで幸せなのかね、と感じます。

恐らくは原価が高いものを多く取って損すまじと、店側にほえ面かかせてやろうと。

そもそも原価知らないでしょ笑

 

ブッフェ定番のローストビーフですが、別にそんなバカみたいに原価かかんないですよ?

A4ザブトンとか使ってるなら話は違ってくるきますけど。

まぁそんなお店に「元取ってやろう」なんてセコいお客さん来ないし笑

ちなみに業界の人間はみんなロービーって恥ずかし気もなく言います。

 

ちゃんとしたお造り出してる店があったらたぶんそこが一番お金かかってます。寿司じゃなくて。

あとはさりげなくアミューズコーナーに置いてあるチーズ、生ハムとかそこらへんですかね。

 

原価高いものを食べることがあなたの幸せならそのへん山ほど食べてください。

ただしそこだけ切り取れば自分で買って食べた方がよっぽど安上がりですよ。

いろんなものをちょっとずつ食べるのがブッフェの醍醐味だと個人的には思います。

 

あと、大箱であればあるほど食材に原価かけられます。

元を取るのが目的なら300室以上のホテルレストランの@6,000以上をお勧めします笑

そういうとこなら原価40%近くで組んでるとこもあるのでは。

 

 

・自分でコース仕立てにする

なんべんでも言います。好きなように食べてください。

ただし好きなようにコース仕立てにするのが一番スマートだし

ブッフェならではの楽しみ方ができるのでは、と思います。はい。

 

① 前菜、アミューズ、サラダ類を取ってシンプルに一番飲みたいお酒と一緒に食べる。

② 小鉢、アンティパスト、温菜類で冷酒ちびちびいっちゃったりなんかして。

③ メイン、肉料理と一緒にワイン傾けちゃったりなんかして。

④ お茶漬け、カレーなんかでシメちゃったりなんかして。

 

別に無料のドリンクで済ませて部屋とか別の店で飲み直しても全然いいですし。

個人的にはボードに並んでるカレーがその店の偏差値の物差しです。

あ、ボードって料理が並んでる場所です。

元卓(もとたく、もったく)って言うところもあります。

 

 

・ライブキッチン

調理人によるサービスがその店の活気、付加価値の創造である、という風潮。

これがキッツいんですわ。人を張らせておくのが。

 

別にローストビーフが切り立てであることにコンディション上さほどのメリットはない。

天ぷらをオーダーベースで揚げると長蛇の列になってしまうから

結局揚げ置きを取って行くスタイルになってゆく。

 

クレープシュゼットとかラクレットとか

 

このあたりはライブであることの商品価値が十分にありますけどね。

 

パルミジャーノ使ってカルボナーラ出してる店ありますけど

衛生的にどう管理してるんでしょうね。

 

ただ、昨今どこのレストラン行っても要員不足なので、

無理して表に調理人立たせることより原価に資源割いた方が

お店にとってもお客様にとっても有益な結果になりやすい気がする2020年春。

 

 

・中間バッシング

ちょっと聞きなれない言葉かもしれないです。

ブッフェは基本器も使いたい放題なわけで、利用者も適宜下げてくれと思っているし、

運営側も作業効率上、使用済と思われる皿を下げることにある程度注力しています。

 

これ働いたことある人なら絶対経験してるスーパーあるあるなんですが

ちょこーっとだけ残してるようにも見えるけどお客様がお皿を正面から外してるから

スタッフは下げようとするやん?めっちゃ怒られんの!!

 

だからしぶしぶオペレーションとして

「お済でしたらそちらのお皿をお下げいたしましょうか?」

みたいなスクリプトが必要になってくる。

 

ここは散々「好きなように食べれば良い」を連呼している私も悶々とし続けています。

プチトマト1個を残して次の料理を取りに行く感覚が分からないから。

いっそ単価云々問わずに下膳口を用意した方が良い気すらします。

 

 

うん、だいたい書きたいこと書いたかな。

完全に自己満足の世界ですみません。

毎度毎度すみません。

 

でわでわ

施設運営業の苦悩

こんにちわたいらです。

 

今日はタイトルにあります通り、自身も勤めていた施設運営会社の苦悩について

内側にいた時には言えなかったことを赤裸々に綴りたいと思います。

私の今のクライアントも施設運営業の会社がほとんどでえらいこっちゃなってます。

 

最新(2019.10-12)のGDP実質伸び率が年率換算で-7.1%との発表がありました。

基本的には消費増税による個人消費の落ち込みの影響が大きいのでしょうが

コロナの影響が跳ね返る次の3カ月はどうなってしまうんでしょうかね・・

 

都市圏にいる方々は駅周辺の閑散っぷりをみて実態経済の低迷を実感されていると思います。

事実、私の知り合いの税理士さんからも飲食店経営者の方々からの悲鳴が

たくさん届いているというお話がありました。

 

宿泊業についても同様で、自粛ムードの煽りを受けて客数減、単価減が直撃しています。

当たり前の話ですが、お客様が2割減って単価が2割落ちたら収入は36%下がります

費用も連動減になるものの、知恵と気合と夢と希望を振り絞って20%が限界でしょう。

 

スキー場は雪が降らないとお客様来ないですし

ゴルフ場は雨が降ったらお客様ガンガン当日キャンセルしてきます。

 

何が言いたいかというと、

施設運営業というのは人災、天災に左右されやすい不安定な業種、ということ。

しかも一発のタイミングで消費者からコスパを評価されるシビアな業種、ということ。

 

それでいて酷いのが、「コロナ対策は大丈夫?」とか涼しい顔して聞いてこられる。

雪国に来るのに、「スタッドレスで大丈夫?」とか涼しい顔して聞いてこられる。

 

知らんがな。

そんなもん自己責任でしょうよ。

施設内で酔っ払って転んでケガした人間をなんで施設が面倒見なきゃならないの。

生肉や牡蠣食えば3回に1回は腹壊しますよ。それが普通でしょうに。

一刻も早く消費者至上主義が終わることを切に祈ってやみません。

 

と、消費者の悪口を言っても仕方ないので、

何かあった時に施設運営業が何を考え、どう動くのかに触れたいと思います。

 

実際のところ、どう動くかというよりも、「どうしてます」と言える環境を作るのが先決です。

これが消費者至上主義の招くネジレ現象なんですけども。

 

今回のコロナ騒動なんかは非常にわかりやすい例で、

お客様に対して「大丈夫です。」なんて言えるわけないじゃないですか。

飛沫感染はするけど空気感染はしない、けど空気感染っぽい事例は発生してる。これが現状。

「濃厚接触」って言葉が独り歩きして定義も知らない人が大半。

 

「大丈夫もなにも私コロナウイルス見えないんでww」

 

が正解なはずなんですが、それでは納得してくれないみたいなので

「ブッフェの営業は自粛しております」とか

「従業員もマスク着用の上業務にあたっております」とか

効果があるのかないのかわからない、わりとなさそうな具体策をひねり出して

頑張って対応してる感出すのが精いっぱいという風潮。

 

学校と違って政府から営業停止されてるわけではないので

結局のところ施設を運営するのも利用するのも自己判断なわけですよね。

利用者側には利用しないという圧倒的な自由があるわけですよね。

それでいて運営側がリスクと責任を背負わされている感がなんかこう、切ない。

 

つい先ほどにもパチンコ屋さんでの感染対策について

パチンコ屋さんにハンドルの消毒措置等を要請したという報道がありました。

なんでこう、事業者に対しての要請が先に立つんでしょう。

パチンコ屋とかマジ気を付けてね?って消費者に言うのではなくて。

そもそも不要不急の集まりに当たらないパチンコ屋さんの利用なんてあるんでしょうか。

 

業界団体との関係とか、経済状況への配慮とか

それはそれは複雑な事情があるんでしょうけども。

遊園地とかのレジャー施設や各種イベントが相次ぐ中、

パチンコ屋さんには「気を付けて営業してね」の違和感もありつつ。

 

多少なりとも運営業への深刻な打撃をフォローしながら

一般消費者、国民への正確で具体的な注意喚起と情報発信を行って欲しいものです。

あんまりまとまってなくてすんません。

 

でわでわ

リテラシーって何だ?

こんにちわたいらです。

 

最近よく耳にするし私自身勝手に使ってるリテラシーという言葉ですが、

本来どういった意味なのか、どうやって磨いていくべきなのかを考えてみます。

 

原義では「読解記述力」を指し、転じて現代では「(何らかのカタチで

表現されたものを)適切に理解解釈・分析し、改めて記述・表現する」

という意味に使われるようになり(後述)、日本語の「識字率」と同じ

意味で用いられている。

 

とりあえず困った時のウィキ先生。

まぁ何となくは私の認識と乖離はないように思った次第でございます。

 

肝心なのがカッコ書きになってる「何らかのカタチで表現されたものを」のところ。

どこから得た情報が真実により近いのか、が非常に重要じゃないですか。

もともととても抽象的な言葉なので情報リテラシーに絞ってみたいんですが、

なんらかのカタチというのは以下のようなものを指す、と思われます。

 

・テレビ、新聞

・雑誌、書籍等

・SNS

・YouTubeやブログ等のウェブコンテンツ

 

とりやえず、テレビについてですけれども、

これはねぇ、ちょっともう情報の信憑性という意味ではかなり信頼できない。私は。

なぜって、テレビから情報を得ている層がそもそもリテラシー低い疑惑が晴れない。

 

テレビも広告収入がメインなわけなんですけれども

リテラシー低い層向けの商品、サービスを提供するスポンサーが付いていて

リテラシー低い層が喜ぶドッキリテクスチャーを振りまいて「なるほど」と思わせる

のが生業になってきてしまっているんですよね。

 

平日ゴールデンタイムの家庭医学、健康志向みたいなところにコンセプトを

置いた番組なんてその最たるもののような気がしてなりませぬ。

新聞も概ねテレビと似たようなもんでしょ。

 

ちょっと難しいのが雑誌、書籍の類。

これらはスポンサーよいしょスタイルがテレビ程ではないにせよ、

アナログである限り、アップデートできないという弱点は常に付いて回る。

ただし、その瞬間の最新情報を得ることや普遍的な知識を得ることにおいては

出版社と執筆者が明確であり、広告収入だけではなく消費者が情報の対価を払う

というモデルが成立している分、かなり有意義で信頼のおけるリソースだと思います。

 

SNSやウェブコンテンツ、これはプラットフォームではなく完全に発信者の信頼性に依存します。

信頼できる人物が発信する情報であれば「思い」や「考え」にも十分価値があります

そうでない人物が発信する情報であれば「事実」であっても断片的なものであって

全体を把握しようとする際にはノイズでしかない場合も多々あります。

 

有名なインフルエンサー達は基本的にはみんな頭の良いビジネススキルの高い人達。

だから本人達はリテラシーが当然高くて情報の有用性は高いです。

ただし、忘れてはならないのが本人達もビジネスとしてやっている、というところ。

フォロワー、登録者として信者化させるのが必須プロセスなのですから。

 

過激なタイトルやサムネイルでPVや視聴回数を増やすことが目的の場合もあります。

オンラインサロンへの誘導や情報商材の宣伝であることも。

決してそれがいたずらに悪いことだとは思いませんが、

配信者の信頼性や倫理観については疑念から入った方が安全です

 

 

はい、じゃあどうすりゃいいのかってことなんですが、結論はひとつ。

単体のメディアから得た情報を鵜呑みにすることなく、お金の流れを意識しながら

様々なメディアを通じて多角的に物事を見る習慣をつける。

これに尽きるかと思います。うまいことまとめたようでしれっと3点になってる件。

 

とは言え私もブログとツイッター始めたばかりでお世辞にも

リテラシーについて語れるような身分ではないのですが、

上記の習慣についてはどうも間違いないので自戒の念を込めて書いてみた次第にござりまする。

 

 

でわでわ

ちょこっと社会心理学

こんにちわたいらです。

 

ちょっとタイトルからして小難しいと感じられるかもしれないですが

そう思った方にこそ是非読んでいただきたい2020年春。

 

早速ですが問題です。

 

Q.チョコレートとガムは合わせて110円です。

 チョコレートはガムより100円高いです。

 ガムの値段はいくらでしょう?

 

はい、そうですね。

10円ですね。間違いです。

 

A.15円

 

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンの著書にある

「ファスト&スロー」の中にある問題です。

なんと、アメリカの優秀な学生達も50%以上が間違えたらしいです。

 

これが算数の問題としてテキストで出されたのかはわからないですが

恐らくは持ちの情報から答えをいち早く出そうとした結果と思われます。

人は見た目が9割、なんてのは最たる例として挙げられる、

努力も意識もせずに答えを出そうとするのが「速い思考」。

言い方悪いですが「情報弱者」とは「速い思考」が先走る人でしょう。

 

一時景表法なんかでも話題になりましたが、

「ただいまこちらのリンゴが80%OFFの100円!!」

なんつってね。

 

「速い思考」だと「やだお得だわ♪」なんつってね。

「お隣の分まで買ってあげなきゃ♪」なんつってね。

 

「遅い思考」だと「ちょ待てよ」と立ち止まれる。

 

「もともと500円のリンゴってなんぼのもんやねん」と。

 

早い思考に起因するエラーを防ぐ方法は原理的には認知的錯覚に陥っている兆候を見逃さずに、スローダウンして遅い思考に応援を求める

 

すげぇよなぁ、ノーベル賞取っちゃう人がこんなに簡単な言葉で

一般人向けに経済学、心理学を紐解いてくれている。

 

で、できる男はせっかちとか早歩きとか言われるじゃないですか。

これも誤りではないと思うんですよね。

遅い思考が習慣化していて早い行動が身についている。

インプットした情報を自分というファンクションを介することにより

行動を最適化できるやつ最強。無双状態。

 

「トイレットペーパーが品薄になっているようです。」

⇒「隣町の○○にはまだあるらしいわよ!行かなくちゃ!!」

もう最弱です。早い思考以外は1ミリも動いてない。

なんで品薄なのか、今買い急ぐ必要があるかを考えようとしないわけです。

 

リンゴの問題に立ち戻りますが、

政府は速い思考で騙される人を守るためにこういった表示を法律で禁じました。

速い思考で動きがちな層が声が大きくて票を持ってるからなんでしょうね。

これが遅い思考。知らんけど。

 

で、時は2000年ごろ、当時学生だった私に結構刺さった本がありまして。

山岸敏男氏「安心社会から信頼社会へ」

 

「高信頼者」は、他人が信頼できるかどうかということについての情報に敏感な

「社会的知性」が高い人である。  それに対して「低信頼者」は、最初から

信頼度が低いので、「本当に相手が信頼できない人だ」という情報が与えられても

あまり信頼度に変化がない。つまり情報に鈍感である、と言える。

 

何というか、別に自慢話したいんじゃないんですが、

当時の私が漠然と思っていたこと

「性悪説前提による社会的な機会ロス」とか

「排他的な集団は自分たちも周りも得をしない」みたいなこと。

これらを見事にロジカルに証明していて「すっげぇ・・」て感じたのを鮮明に覚えています。

 

で、たぶん、たぶんですけどこれらの問題を根底から解決してくれるのが

マクロ規模でブロックチェーンが実装されたときなんですよね。

テクノロジー分野においては非常に疎くてにわかなんですが。

 

 

なんかただのメモ書きみたいになっちゃいましたけど。

少しでも遅い思考を持つ人が増えればと思い筆を執った次第です。

 

でわでわ

First 1 2 3 4 5 6 Last

« マニュアル・資料関連 | メインページ | アーカイブ | 趣味・不真面目な記事 »

このページのトップへ