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ちょこっと社会心理学

こんにちわたいらです。

 

ちょっとタイトルからして小難しいと感じられるかもしれないですが

そう思った方にこそ是非読んでいただきたい2020年春。

 

早速ですが問題です。

 

Q.チョコレートとガムは合わせて110円です。

 チョコレートはガムより100円高いです。

 ガムの値段はいくらでしょう?

 

はい、そうですね。

10円ですね。間違いです。

 

A.15円

 

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンの著書にある

「ファスト&スロー」の中にある問題です。

なんと、アメリカの優秀な学生達も50%以上が間違えたらしいです。

 

これが算数の問題としてテキストで出されたのかはわからないですが

恐らくは持ちの情報から答えをいち早く出そうとした結果と思われます。

人は見た目が9割、なんてのは最たる例として挙げられる、

努力も意識もせずに答えを出そうとするのが「速い思考」。

言い方悪いですが「情報弱者」とは「速い思考」が先走る人でしょう。

 

一時景表法なんかでも話題になりましたが、

「ただいまこちらのリンゴが80%OFFの100円!!」

なんつってね。

 

「速い思考」だと「やだお得だわ♪」なんつってね。

「お隣の分まで買ってあげなきゃ♪」なんつってね。

 

「遅い思考」だと「ちょ待てよ」と立ち止まれる。

 

「もともと500円のリンゴってなんぼのもんやねん」と。

 

早い思考に起因するエラーを防ぐ方法は原理的には認知的錯覚に陥っている兆候を見逃さずに、スローダウンして遅い思考に応援を求める

 

すげぇよなぁ、ノーベル賞取っちゃう人がこんなに簡単な言葉で

一般人向けに経済学、心理学を紐解いてくれている。

 

で、できる男はせっかちとか早歩きとか言われるじゃないですか。

これも誤りではないと思うんですよね。

遅い思考が習慣化していて早い行動が身についている。

インプットした情報を自分というファンクションを介することにより

行動を最適化できるやつ最強。無双状態。

 

「トイレットペーパーが品薄になっているようです。」

⇒「隣町の○○にはまだあるらしいわよ!行かなくちゃ!!」

もう最弱です。早い思考以外は1ミリも動いてない。

なんで品薄なのか、今買い急ぐ必要があるかを考えようとしないわけです。

 

リンゴの問題に立ち戻りますが、

政府は速い思考で騙される人を守るためにこういった表示を法律で禁じました。

速い思考で動きがちな層が声が大きくて票を持ってるからなんでしょうね。

これが遅い思考。知らんけど。

 

で、時は2000年ごろ、当時学生だった私に結構刺さった本がありまして。

山岸敏男氏「安心社会から信頼社会へ」

 

「高信頼者」は、他人が信頼できるかどうかということについての情報に敏感な

「社会的知性」が高い人である。  それに対して「低信頼者」は、最初から

信頼度が低いので、「本当に相手が信頼できない人だ」という情報が与えられても

あまり信頼度に変化がない。つまり情報に鈍感である、と言える。

 

何というか、別に自慢話したいんじゃないんですが、

当時の私が漠然と思っていたこと

「性悪説前提による社会的な機会ロス」とか

「排他的な集団は自分たちも周りも得をしない」みたいなこと。

これらを見事にロジカルに証明していて「すっげぇ・・」て感じたのを鮮明に覚えています。

 

で、たぶん、たぶんですけどこれらの問題を根底から解決してくれるのが

マクロ規模でブロックチェーンが実装されたときなんですよね。

テクノロジー分野においては非常に疎くてにわかなんですが。

 

 

なんかただのメモ書きみたいになっちゃいましたけど。

少しでも遅い思考を持つ人が増えればと思い筆を執った次第です。

 

でわでわ

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