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アテンポリフォーム日誌でタグ「共用給水管」が付けられているもの

新旧共用給水システムの切り替え手順

 マンションの共用給水管の更新工事を進めています。マンションでは、築後25年から30年程度になると、共用給水管を更新する時期になります。

更生する方法もありますが、口径が大きくなると結構大変です。共用部分から工事できるのであれば、更新する方が良いでしょう。

既設給水システムと、配管ルートにより、様々な更新方法が考えれます。共用横主管・立主管共既設ルートとは別のルートを採用することもありますが、今回は、共用立主管を同じ位置で入れ替える方式としています。共用横主管は、1階廊下下埋設配管から、4階共用廊下天井露出配管へ移動させます。

給水システム切り替え.JPG新旧給水システムの切り替え手順は、できるだけ断水時間の回数と時間を短縮する必要があるため、様々なノウハウが必要となります。

仮設給水配管を設置することも考えられますが、コスト上不利となりますので、利用していません。

左図は、今回の切り替え手順の概要を説明しています。

不断水分岐バルブを利用していることが特徴です。この事により、断水回数を減らすことが可能となります。

 
1番館新旧切り替え.JPG新旧共用給水システムを切り替える部分の写真です。 (切替前)
 

10階建てマンションにて、立管の位置を変えずに更新する方法については別の機会に説明します。
 


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マンション共用給水管の更新工事・着工

  共用給水管着工.JPG 共用給水管更新工事が着工しました。工期は、40日程度です。

 

仮設事務所は隣接する公園の一部を利用しています。本日の出面は、14人です。

今日は、4階共用廊下天井での配管支持方法と、新旧給水システムの切り替え方法を、主に検討しました。

 

 

配管取出し.JPG

 

できるだけ住人への圧迫感の少ない配管支持方法と、短い断水時間で済ます切り替え方法を考えたいと思います。

 給水横主管から各立主管への配管取出し部分です。

共用廊下上スラブ外部側詳細。
IMG_1265.JPG
 
 
給水横主管には、水道用耐震型高性能ポリエチレン管 を使用しています。
 
 
EF接合.jpg 
 
継手は電気融着方式(EF接合)によっています。
    


 フランジ等の継手が目立たない事が手伝って、通行する住民からは、圧迫感がないという評価を得ています。


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